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手作り サラダ油石けん 事始め

(サラダ油石けんを始めたきっかけと、作り方)



化粧石けん、シャンプー、洗濯洗剤、歯磨き剤、などなど、あれがいいかこれがいいかといろいろ浮気を重ねてきました。
身体・顔洗い石けんについても、今まで「植物性」とか、「純石けん」とか、ボディーシャンプーとか。
石けんシャンプーや食器洗い液体石けん(いずれもカリ石けん)も使ったことがありました。しかし、このカリ石けんがどうも合わないようで、肌がバサバサになったり、頭がかゆくなったりと、散々。カリ石けんに比べれば合成洗剤シャンプーや、合成洗剤食器洗いの方がましでしたね。
友だちから、オリーブオイルと苛性ソーダで作る石けんの本を紹介されたのが、この(2001年)正月休みのこと。

あ、石けんだ!

実は私、以前にも、天ぷら廃油と水に苛性ソーダを加えて加熱する「プリン石けん」にも挑戦したことがあります。台所用ですが、汚れが取れにくい割には手が荒れるので、止めてしまいました。今度の場合は、その友達の作った石けんを見て、「あ、ほんとの石けんだ!」と思ったのです。それでも、見かけは石けんでも実際使ってみたらどうなんだろう、と、半信半疑。

泡が立つ


早速使ってみました。泡が立つには立つが、日頃使ってきた石けんに比べると、泡立ちが良いとは言えません。それでも「プリン石けん」とは違って、間違いなく石けんだったのです。汚れも取れたし、使用後の感じもサッパリとしていて、しかもしっとり、なかなか良い感じ。

使い終わった天ぷら油でやってみた!


植物油といえば、我が家にも天ぷら廃油が始末に負えないほど大量にあって、いつも廃棄に困っています。オリーブにこだわる必要はどこまであるのか。一度、天ぷら廃油で、そのような石けんを作ってみよう。体洗いに使えなくても、食器洗いに使えれば幸運じゃないですか。

ホイップクリームを作るより簡単にできた


「ええ〜!? こんなに簡単にできていいのか!」と驚くほどあっけない作り方。苛性ソーダを水に溶かし、油に加えて、泡立て器でグルグル、休み休み混ぜて、その日の内に牛乳パックに入れ、後はただ1月待つ、これだけ。     (作り方参照)


家計にも、環境にもエコノミー


費用は苛性ソーダの代金だけ。店によりけりでしょうが、私が買ってきたのは1グラムあたり1円。食油600gでできる約1リットルの石けんの費用は約80円です。
石けんのために新しい油を使って下水に流すのではなく、捨てられるはずの油を利用するのですから、環境にも負担が少ないと言えます。

充分きれいになって、手が荒れない


この熟成期間1月を辛抱できずに、半月で使い出した人は、実は私です。(でも、みなさんは充分熟成させて使ってください)
スポンジにこすりつけて、よくもんで泡立てます。それで食器を洗います。洗剤や、一般の石けんに比べると何かネトネトします(グリセリンのせいでしょうか)。石けんの匂いもします、天ぷら油の懐かしい匂いもします。(熟成して行くにつれ、匂いも変わっていきます) 泡立ちもそう良くありません。それでも、結構汚れは取れます。すすぎも洗剤よりは楽みたい。
今まで、固形の「台所用純石けん」とか、液状の台所用カリ石けんを使ったこともあります。しかし、一般の台所用洗剤に比べて、汚れが落ちにくいし、カリ石けんでは手が荒れて困ったこともありました。それらに比べると、とても優れた石けんだと思います。

嫌な洗剤臭にさよならできた


あの嫌な洗剤臭がありません。洗剤臭を隠すために、台所洗剤にはシトラス系の香料が入れてあります。しかし良くすすいで、最後に残るのが、洗剤臭です。加熱した時、独特のにおいにはうんざりしていました。鍋ブタなどにとりわけ。これは本当に嫌でしたね。
界面活性剤が身体に入ってくる事への心配もありました。すすいでも、すすいでも何か残っているような不安がありましたね。でも、これからは大丈夫。
使用後、洗剤を使ったときのような、手の皮脂が取り尽くされて、なおかつ手に界面活性剤がまとわりついているような感じは、全然ありません。手の甲には、何となくグリセリン(保護クリームの主成分)がついているような、しかし、サッパリした感じです。手が荒れるということがありません。(人によっては荒れる場合もあると思います、十分注意して使用するかどうかを決めて下さい)
仕上げに、弱酸性美肌水をつけると、しっとりお肌に。

身体、顔、髪にも使えます


食器洗いは良いとしても、身体はどうだろう。
早速お風呂で使ってみました。絶好調です。今までどんな石けんを使っても、お風呂上がりに肌の油が取られすぎてカサカサして見えたのに、しっとりと艶を保っている様子です。ていねいによく洗っても、洗いすぎて油が抜けきってカサカサになってしまった、ということにはなりません。刺激が強いということもありません。長年つき合ってきた身体の吹き出物が、いつの間にか消えてきているのには驚きました。
髪洗いにも使ってみましたが、しっとりとした洗い上がりです。石けんシャンプー用で洗ったときのバサバサした感じがありません。でも仕上げに弱酸性リンスは必要だと思います。お風呂上がりにオリーブオイル(食用)を少しつけてマッサージすると自然なつやと、さらさらに。
お風呂に少し米ぬかのような香りが漂って、幸せ! これが本当の石けんの香り?!

手作り サラダ油石けん普及会