ホーム 2025年3月9日更新
季節によらずのことですが、特に冬には、食器洗いによる手荒れは、台所仕事での一番の悩みです。
その対策として、
とか、考えられると思います。
でも、実際、それぞれに難点があるのですよね。
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食洗機は別格として(ほっこりしたい時に、長時間うるさい、という決定的な欠点がありますが)、手洗いということに限定して考えてみますと、 結局、
で決まり、ということになると思います。
私自身、仕事で防水手袋を使ってきました。しかし、特に夏、手袋の中が汗で蒸れて、あげくに手の皮が剥けるようになってしまいました。
(家庭の台所仕事では、ここまでには、なかなかならないと思いますが、人によっては、一歩手前までには、行っているのではないかと思います。)
手袋をひっくり返して洗ったって、手間がかかるだけで、大して効果はありません。サラサラの粉が取れて、事態がもっと悪化してしまう、ということもあります。
いろいろ考えて、やってみた結果、最善の策は下履き手袋と防水手袋をセットで使う、ということでした。
湿気(汗)は木綿の下履き手袋が吸ってくれます。防水手袋の中は、ほとんど蒸れないし、汚れることもありません。
下履き手袋をちょくちょく(特に夏は、できれば毎日)洗うと、いつも清潔に防水手袋をはめることができます。
食器洗い手袋は、スーパーでもいろいろな種類のものが、あれこれ効能をうたって、並んでいます。しかし、 実際は・・・
のが、現実です。面倒くさくて、不快な割には、結局蒸れるのです。そしてつい、素手での手洗いが一般的になってしまっているのです。手荒れに困りきって、うるさい食洗機も、辛抱するしかなくなるのです。
内部に吸湿対策がしてあっても、吸湿の限度はあるし、買ったその時は良くても、何回か使うと同じことで、臭くなります。
内部に汚れと水分がたまり、どうしても手荒れにつながってしまいます。私は、とうとう手の皮がむけてしまいました。怖くなって、いろいろ考えた末、下履き手袋を始めました。
使い捨て防水手袋は、臭うことはないとしても、よけいに、すぐ蒸れてしまいます。使いにくいし。
でも、下履き手袋と防水手袋をセットで使うと、こうした問題はすべて解決できるのです。
面倒くさいといえばそうなのですが、下履き手袋を着けるというちょっとの手間で(これが当たり前なんだ、と思えば、何でもなくなります)、他の苦労がなくなります。
下履き手袋は自分の手にピッタリ合うものが良く(たいていはフリーサイズですが)、防水手袋の方は、下履き手袋の上にはめますので、1サイズ大きめのものが必要です。防水手袋は伸縮性がないか、あっても少しだけなので、サイズの見極めが必要です。
下のトラスコの防水手袋は、極めて丈夫です。私など、もう1年以上使っています。LLサイズまであります。少しゴワゴワしますが、慣れれば何でもありません。(ただし、洗剤で滑りやすいので、要注意) 冬の冷たさにも平気です。いくつかの種類を使ってきましたが、これほど丈夫なものはありませんでした。
下履き手袋には、普通の軍手は大き(厚)すぎて良くなかったです。ドライバー用手袋も、ゆるくて、外れやすいので、向かな いと思います。(当時は下履き手袋というものを知らなかったので、いろいろやってみました)
「下履き手袋」ということで売っています。薄くて、手にしっかりなじみます。
下履き手袋と防水手袋のセットにしますと、夏は、防水手袋を着けても、さっぱり快適です。特に、夏は下履き手袋を複数用意し、毎日取り替えて、洗うようにすると、防水手袋を着けるのも、全く苦ではなくなります。防水手袋内部も汚れにくいので、快適で、より長持ちします。
夏は、下履き手袋のありがたみを最も実感できる季節です。
しかし、夏だけではありません。
というオマケがあるのは、うれしいことです。冬にお湯を使わなくても、まったく問題なしです。夏でも冬でも、食器洗いはお湯を使わずに済むのです。しかも、我慢するのではなく、お湯が不必要なのです。
洗剤や、冷水で手を荒らすことはなくなります。食器洗いによる手荒れに悩んでいる方は、多いようです。洗剤が何であれ、お湯であれ水であれ、程度の差はあっても食器洗いによる手荒れはあるものです。しかし、もう悩む必要がなくなるのです。
もちろん、冬に水洗いするためには、特に、油汚れを事前に古布や紙などを使って、取り除いておく必要があります。少し面倒ですが、古着などを適当な大きさに切って、ためておくとエコで良いですね。
食器洗いをすると、手袋の外が濡れますし、中も汗で湿ります。外側はそのまま布巾などで拭いて、手袋を外してから、防水手袋と下履き手袋、どちらも吊るして干しておくと、次に使う時、快適に使えます。長持ちもします。

防水手袋の方は、手首部分をできるだけ広げて干すと、乾きが違います。
防水手袋を使用後に干していても、使っている内にだんだんムレた臭いが少ししてきます。
洗濯すれば済むことなのですが、実は、クエン酸を内側につけておくと臭いが激減することが分かりました。
一つの手っ取り早いやり方は、クエン酸を水に溶かして、スプレー容器に入れ、防水手袋の内側に、軽くスプレーするのです。クエン酸の濃度は、しっかり酸っぱいな、と思えれば大丈夫です。特に濃くする必要はありませんし、また、少し濃すぎてもスプレーできるようであれば、困ることにはなりません。スプレーしてから、いつものように吊るして干しておくと、防水手袋に残っていた臭いはだんだん消えてきます。下履き手袋の臭いも薄くなります。
もう一つは、この際、防水手袋の内部を、クエン酸水で洗ってしまうことです。最後まで洗浄水に酸っぱさが残る程度のクエン酸濃度とします。指までやらなくても、手首部分を指の付け根あたりまでひっくり返しておくと、洗いやすく、干しやすくなります。洗った後そのまま、すすがずに、指の部分に水が残らないようにうまく脱水して、干します。汚れも取れるので、さっぱりします。洗うといっても、ジャブジャブする必要はなく、しばらくクエン酸水につけておいて、スプーンか何かで、指の部分を少し押すようにしてやればいいだけです。手袋の指の中にもクエン酸水が、しっかり入ってくれればいいのです。
少し酸っぱい程度の濃度だと、防水手袋の表も、裏の生地も痛めることにはなりません。表の方は、一度水仕事に使うと洗い流されてしまいます。
クエン酸の効果は驚くほどです。下履き手袋をクンクンしても、臭うことがなくなります。防水手袋を洗う際に、下履き手袋も同時に洗ってしまうと、さらに効果的です。
こうしたクエン酸水の、驚きの効果が実感できたら、さらに、日頃の洗濯にもクエン酸すすぎを適用することを、おすすめします。当研究所の本館に記事があります。↓をクリックすると移動できます。

ここからは、お行儀悪いことのお薦めです。食器をなめてはいけない、とは基本的なマナーです。人前では決してやってはならないことです、が、実は、顔を汚さないようにして、お皿などを、最後にペロペロなめ上げると、お皿はきれいになります。
しかも、健康にも良いのです。
まず、食品ロスが減りますし、洗剤使用量は減り、水を汚すことも少なくなります。洗う前に、食器をティッシュで拭くといった手間も不要になります。
顔を汚さないようにして舌だけでなめるのですから、少し難しいのですが、それがいいのです。舌や唇・顔の筋肉を総動員すること(フェイス・トレーニング、フェイス・ストレッチ)になり、笑顔と声が自然ときれいになります。穏やかで、ハツラツとした表情になってきます。舌がもつれる、モゴモゴといったいわゆる年寄り声を改善し、オーラルフレイル、(肺炎にもつながる)誤嚥の予防になります。
「表情筋トレーニング」「オーラルフレイル予防の口腔体操」といったのもありますが、実際はなかなか毎日続けられるものではありません。が、ナメナメは毎食のことですから、自然と続きます。かなり効果が上がります。
なめて美味しいという、即時報酬効果もありますから、見た目(見られ目?)さえ辛抱できれば、続けやすいものです。
最初はぎごちなくとも、だんだんと上手になります。「お、以前はできなかったのに、ここまでなめられるようになった」という達成感もあります。今までできなかった早口言葉が、ある時、簡単にできるようになっているのに気がつくでしょう。
もちろん、食器洗いはぐんと楽になります。
一人暮らしの方は、すぐ試してみてください。浅いお皿など、なめやすい食器をなるべく使うようにすると良いでしょう。複数でお暮らしの方は、家庭内平和のためには、家族で十分話し合いされて、みんなで納得してから、実行されると良いでしょう。
シェークスピアの「マクベス」にもあります
きれいは汚い、汚いはきれい
マナーと健康とは矛盾することもあります。もちろん、普通はマナーが優先されます。
でも、口元がしっかりしていれば、食卓などを汚してしまうことも、少なくなりますね。マナーを破っていると(ナメナメ)、マナーを破ること( 食卓などを汚す)が、少なくなりますよ。