つくづく総合研究所 海竜風ホーム

頭温足温のための簡単 防寒頭巾(ずきん)の作り方

2022年9月2日更新

目次

腹巻を購入

頭寒足熱は間違い。頭温足温で健康になりましょう。

頭巾はそのための一番の近道です。頭巾一つで、ぐっと暖かくなり、健康的に暖房費用も少し減らせます。

何より、頭と耳をカバーして、保温できるので、つらい冬を、一転暖かな冬に転換できます。
耳の冷えというのは、あまり言われていませんが、脳の直ぐそばの割には、いつも冷えていて、とりわけ冬は厳しい冷え。耳、脳がしびれてしまいます。聴力にも、脳にも良いわけがありません。。

頭巾を作るといえば、防災頭巾ばかりが目立ちますが、寒い時季に毎日使える防寒頭巾も、大変重宝するものです。
非常に簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてください。

まず、腹巻を買います


ザイズは大きめのほうが良いです。小さいと圧迫されて、少しつらいです。
色はお好みで。

直接顔や、首に当たるので、チカチカしないように、木綿中心のものが、望ましいです。



1000円くらいで買えます。
本当は、古くてヘタってきた腹巻きが、一番望ましいのです。


買った腹巻きを、いよいよ

加工します


タグは邪魔になるので、切り取ります。

二つ折りします。肌当たりが柔らかい方を外側にします。

腹巻きを折りたたむ

サッとかぶり頭巾


で、
出来上がり

簡単でしょう?

頭巾の出来上がり

折り目を下にして、上からかぶります。耳を覆うようにして着けると、暖かいです。生地が薄いので、音がさえぎられることは、ありません。
髪の毛の長い人は、一旦首まで下げて、上に持ち上げるようにすると、着けやすいです。


上の方を縫うと、袋状になって、もっと暖かくなります。

丸かぶり頭巾


⑤しかし、縫わないままに、
折り目を上にしてかぶり、その後で折り目を前に動かして行くと、

丸かぶり頭巾

のように、かぶることもできます。
首の前、顎も冷えから守れます。

⑥二重になっているのが、厚すぎると思ったり、もっと当たりを柔らかくしたいと思ったら、
長さを半分に切ってしまうこともできます。切っても生地が解けていくことはありません。

御高祖頭巾風のかぶり


⑦しかし、半分に折らないで、長いままにかぶると
後頭部、首の後ろもすっぽり覆われて、御高祖頭巾なみに暖かくなります。


御高祖頭巾風のかぶり方

まったく簡単でしたね。

お気に入りの生地を縫って作ることも

腹巻きの生地で満足できるとは限りません。ネルやフリースの方が肌当たりが良くて、より快適かもしれません。
その場合は、腹巻きの半折の長さ、あるいは首まですっぽりの長さなど、お好みの長さで袋にすると、頭巾の出来上がりです。

夏が終わると、冬はもうすぐです。頭温足温で暖かく、健康的にお過ごしください。

(あっけない記事でしたが、次は御高祖頭巾に挑戦してみたいと思います)