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「食べ放題糖質制限」の薦め

2022年7月12日更新

ここに来て健康的な食事法として「糖質制限」が、いよいよ説得力を高めて来ています。糖尿病を防ぎ、感染症を防ぎ、アンチエイジングにつながるものとして。しかし残念ながら、「糖質制限」という同じ言葉で、「カロリー制限中心の糖質制限」も指されていて、混乱を招いています。体験を交えて、少し整理してみたいと思います。

目次
糖尿病が猛威をふるう日本、カロリー制限ではなく、糖質制限を
糖質制限には誤ったものと、健康につながるものとがある
(〇)食べ放題糖質制限 (×)カロリー制限中心の糖質制限
主食はできるだけ減らす
食べ放題糖質制限1年間の報告 いいことばかり
肌がツヤツヤ、日焼けしても赤くならない
ご飯で体脂肪が増えるが、油脂では体脂肪は増えない
主食なしでもケトアシドーシスなんてならない、 血糖値スパイクもなくなり、安定
「血糖値しだいで空腹・満腹」の嘘
昼寝前の糖質摂取は危険
が、食べ放題糖質制限はオールマイティーではない
歴史的な流れで、つくづく考えてみた
減った腹を満たすことはいつの時代も大変なことだった、 飢えと隣合わせの時代
兵糧としての米
糖質過剰は、ごく最近のこと
糖質のとり方について、根本的な見直しが必要、 過剰な糖質は毒 ---食べ放題糖質制限は「医者殺し」
タンパク質、脂質をしっかり取って体を作る
カロリー制限を考えるなら、糖質で調節
これほど糖質に依存しているのは人間だけ
体は3ヶ月で新しく生まれ変わる
元気な細胞を作るためにタンパク質、油脂をたっぷりと、 当然、野菜、海藻、オメガ3など糖質以外の食物もたっぷりと


糖尿病が猛威をふるう日本、カロリー制限ではなく、糖質制限を


現代日本で、糖尿病が猛威をふるい(といっても、コロナのような感染症ではないのですが)、糖尿病から来る高血圧、網膜症、腎炎、神経障害などに多くの人が苦しんでいる、と言われています。新型コロナウイルスでも、重症化に糖尿病が絡んでいると言われていています。また、外出機会が減って、糖尿病になったり、悪化したりということが増えている、とも。

長寿社会の現代に70歳といえば、寿命が尽きる間際とは言えません。が、70歳以上では糖尿病ないしその疑いのある人が、半数近くに達するそうです。この現実が、医療費、介護費の増大の最大要因にもなっているのです。これは、今の日本人の一般的な食生活が根本的に誤っていることの証明だと思います。

新型コロナウイルスが、これだけ大問題になっているのも、糖尿病の拡大と関係していると思われます。健康な人にとっては何でもないウイルスが、高血糖で血管を傷め、抵抗力の弱っている人を重症化させています。アメリカで新型コロナウイルスがあれだけ猛威を振るい、死者が増えているのも、「米国で1億人以上が糖尿病またはその予備群となっていることが、米国疾病管理予防センター(CDC)が発表した報告書で明らかになった。これは、同国人口の約3分の1にあたる。」(糖尿病ネットワーク)ということと、関係していると思われます。(ちなみに、日本では5分の1)

糖尿病への対策として、食事制限が重要だと言われてきました。カロリー制限とか、タンパク質はほどほど、脂質はなるべく少なく、というような。
しかし、それでは糖尿病は増えるばかりで改善しない。糖質制限こそが、糖尿病にならないための、糖尿病を治すための食事療法だ、という声は高まるばかりです。 しかも、それは今や感染症と密接に関係し、かつてなく切実なものとなっている、と言えます。

スーパーに行っても、並んでいるのは、糖質たっぷりのものばかり。糖尿病だ、と言われるまでは、なかなか糖尿病について考える機会もありません。しかし、糖尿病が、あなたの健康にとって、国民の健康にとって、どれだけ重要なものであるか。糖尿病について書かれた本を、一冊でも読んでいただきたいと、思います。
お薦めしたいのは、「専門医が治す! 糖尿病 2001/2/1発行 東京女子医科大学糖尿病センター長 岩本 安彦監修 高橋書店」です。糖尿病がどういう病気なのかが、分かりやすく書いてあります。発行年が古いですが、その分、中古品が安く買えます。ただ、食事療法がカロリー制限中心となっていて,この記事の趣旨に反するのが残念ですが。

糖質制限には誤ったものと、健康につながるものとがある

健康につながる糖質制限
しかし、「糖質制限」で検索してみると、体を壊すからやめておきましょう、健康を害した、リバウンドだ、とかいう記事に結構当たります。全く真逆の食事法が、同じ用語(「糖質制限」)で語られているところに問題があります。私が実際やってみて、「これは良い」と思った時、この用語の混乱が我慢できなくなってきました。
同じ糖質制限といわれながら、「カロリー制限中心の糖質制限」と「食べ放題糖質制限」、この二つは全くの別物です。

(〇)食べ放題糖質制限
(×)カロリー制限中心の糖質制限

食事の糖質
まず、上の二つを全くの別物、逆のものとしてハッキリさせましょう。

「カロリー制限中心の糖質制限」は、基本的には、今の食事からおかずはそのままで、糖質(パン、ご飯、お菓子、甘い果物など)を減らすもので、以前から肥満対策として人々の耳目を集めてきましたが、お腹が空いてつらく、一時的に栄養失調で体重が減り、その後、さらに太りやすくなるリバウンドに終わるだけでなく、栄養不足で健康を害するばかりのものです。

「食べ放題糖質制限」は、糖尿病につながる糖質(パン、ご飯、お菓子、甘い果物など)を減らし、その代わり肉類、油脂をたっぷり摂取する、というものです。「食べ放題」ということで、もちろんお腹を壊すような食べ過ぎをすすめるものではありません。
カロリー制限のためにお腹を空かせて我慢するのではなく、いわゆる副食を充分食べて、満腹になったら終わりにしましょう、ということです。具体的には、肉類(魚、卵、チーズ、豆腐などを含めて)と油脂はたっぷり取り、野菜も適量、しかし、「主食」は制限する(できればゼロに)のです。

糖尿病につながリ、いろいろ悪さをする「主食」だけを減らして(抜いて)、その代わりに「副食」をたっぷり取るのです。

主食はできるだけ減らす

主食は減らす糖尿病は、「食事でとり入れた糖質をうまく利用できずにに血糖が高くなる病気」です。(「専門医がなおす!糖尿病」(高橋書店)より) しかし、糖尿病対策としてお医者さん、学者さんから普通言われているのは食事制限で、「主食は50から60%しっかり取りましょう」「タンパク質は適量(といっても、かなり少なめ)、脂質は取りすぎないように(というより、できるだけ減らすように)、そして全体のカロリーを一定の値に制限する、運動をしっかり、です。(注3)
後でまた詳しく述べたいと思いますが、この考え方こそが、日本人と日本を元気なくし、ダメにしている元凶だと思います。

大体が、たっぷりの糖質で過半のエネルギーを取っていて、過剰な血糖値、異常な血糖値スパイクになり、それを消費する運動となると、まず大抵の人には毎日は無理な運動量となります。ましてや、「夕食後**分の散歩を」、などは机上の空論です。真冬に、特に女性には完全に無理な話です。昼寝もできません。その運動量が無理な現実を踏まえれば,うまく利用できない糖質の摂取を減らす必要があるのは、火を見るより明らかではないでしょうか。そこまでして消費する必要がある(最悪の場合、インスリンを注射して血糖値を下げたりして)主食を、そもそも取らなければいいんじゃないの? と、素人考えでも、思うわけです。

それに対して、糖尿病を実際に治してきたお医者さんが提唱する「食べ放題糖質制限」は、「しっかり主食」こそ糖尿病のもとなので、できるだけ控える(できればゼロに)。「タンパク質、脂質はたっぷり、制限なしで」というものです。
私も、なるほどなるほどと思い、この食べ放題糖質制限を始めたわけです。
(ところで、「できるだけ控える」といっても、一体糖質をどれだけ控えれば良いか、という目安はどこにあるのでしょうか? それに対する答えとして私が思うのは、やはり、血糖値計で管理して、正常値に収まる範囲内に糖質摂取量を制限する、ということになるのではないでしょうか。)

食べ放題糖質制限を始めるにあたっての注意点、詳しい進め方、などについてはネットで検索して、調べてください。
参考図書としては、次のようなものがあります。(順不同)

江部康二の糖質制限革命(東洋経済新報社)江部 康二 (著)
「糖質過剰」症候群 あらゆる病に共通する原因 (光文社) 清水 泰行 (著)
炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】 植物vs.ヒトの全人類史 (光文社新書) 夏井 睦 (著)
「ケトン体」こそ人類史上、最強の薬である 病気にならない体へ変わる“正しい糖質制限”(カンゼン)宗田 哲男 (著)
ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか (光文社新書) 宗田 哲男 (著)
「血糖値スパイク」が心の不調を引き起こす (青春新書インテリジェンス) 溝口 徹 (著)

肥満対策が中心の本ですが、2000年、アメリカ、ということで、また参考になります。

アトキンス博士のローカーボ(低炭水化物)ダイエット

ここでは、糖質制限には2種類あること。カロリー制限中心の糖質制限は絶対やらないでほしいこと、食べ放題糖質制限はおすすめであること。そして私が実際に食べ放題糖質制限をやってみた経験、いわばレビューを次に書いていきたいと思います。

食べ放題糖質制限1年間の報告
いいことばかり

肉は食べ放題
私は糖尿病ではないのですが、健康診断では、毎年、血糖値が正常値の上限ぎりぎり(HbA1cは少し高め-2022年6月の健康診断では、正常値内になりました。やはり、糖質制限のためだと思います)なので、前から気になって仕方なく、糖質制限を1年前から試しにやってみました。その辺の体験を中心にして、考えてきたことをお伝えしたいと思います。

私は、体重については、BMI 21辺りをウロウロで、やや痩せ気味。油断していると、痩せ過ぎたり、太り過ぎて(BMIの数値では問題ない範囲ですが)少し体が重くなったり、です。体重的には糖質制限をどうの、という心配は不要なのです。
私の場合には、糖質制限を体重の増減で評価することは、無理だ、ということは分かっていただけると思います。

しかし、猫背だの、耳鳴りだの、目のかすみだの、鼻詰まりだの、歯が割れただの、膝の痛みだの、筋肉、首のコリがひどいだの、人差し指の痛みだの、シミが増えてきただの、バスに乗ればすぐ寝てしまうだの、問題は山積みの身体ではあるわけです。(その後(2022/7)、猫背も、耳鳴りも、目のかすみも、ほとんど治り、鼻詰まり、膝痛、首コリ、人差し指の痛みは、なくなってしまいました。鼻うがいは鼻詰まり解消の大きな要因と思いますが、基本は食べ放題糖質制限のためだと思います。シミは少し薄くなったような、バスのことは、乗らないで歩くようになったので、分かりません。)
健康診断の値では目、耳以外は概して問題なし、でしたので、「年のせいだ」として放置するのも、一つの手ではあると思います。
食べ放題糖質制限開始の2年前、2018年から、ウエイトトレーニングを思い立って始めていました。そういう人間ですから、そうした山積みの問題が気にはなっているわけです。


食べ放題糖質制限で健康回復食べ放題糖質制限を始めて、とにかく悪いことは何一つありませんでした。歯や歯茎に良いことは、すぐに分かることです。疲れにくくなる。トレーニング後の回復が速くなる。筋肉の付きが良くなる。各部のコリが取れてくる。目のかすみが取れていって視力が回復してくる。耳鳴りが弱くなって聞こえが回復してくる。「バスに乗ればすぐウトウト」も少なくなる。体全体の関節の動きも良くなる。何時間も歩いて平気になった。冷えも改善した。などなど。
コロナも今の所、未感染だし(これは明日どうなるか分からないとは思いますが)

色んな意味で、回復力が増したという実感があります。しかし、こうしたことは、微妙な感じがする、レベルなのですが・・・。

肌がツヤツヤ、日焼けしても赤くならない

肌がきれいになる
糖尿病ではないけど、心配で始めた(去年(2020年)9月頃)食べ放題糖質制限、1週間もして、真っ先に驚いたのは、肌がツヤツヤしてきたことです。
さらに、今年の春、いつもなら日焼け止めを塗らないと真っ赤になる時季なのに、何も塗らなくても赤くならなかったのです。日焼け止めは廃止、です。肌が完全に変わってしまった、という感じです。

冬でも、くちびるが荒れて痛くなるようなことはなくなりました。手荒れも、嘘のように少なくなりました。冬の肌荒れに悩んでおられる方には、特に食べ放題糖質制限をお薦めしたいですね。

テレビなどに出てくる高齢の「元若手タレント」さん。仕草にも顔にもツヤがない方が多いように思います。自分もそういうものかと、色々抵抗のためアレコレしながら、寂しく諦めていたものでした。顔も体もシワが増えて、手はガサガサするし、とりわけ人差し指はガサガサして、顔だけでなく体全体で、ツヤがなくなっていくのは年のせいかと、悲しく受け入れるほかありませんでした。
しかし、食べ放題糖質制限を始めてからは、大逆転、月ごとにツヤツヤ、しっとりしてきたのには、驚き、喜びました。以前は、豚肉を食べる時にも、通説通り、油をどれだけ取り除くか、というようなことをしていましたから、油脂の摂取が完全に不足していたのでしょう。食べ放題糖質制限を始めてからは、油脂をできるだけたくさん取るには、どうしたら良いか、と考えるようになったんですからね。(注1)

高齢の「元若手タレント」さんたちは、多分、健康のためということで、油脂の摂取を制限しておられることと思います。裏目に出ているわけですね。アンチエイジングのために、ぜひ食べ放題糖質制限を始めていただきたいものですね。

爪もきれいになってきました。伸び方が速くなって、爪全体にツヤも出てきたように思います。
皮膚がそうなるということは、内臓もきっとそうなっているに違いない、という実感もあります。

ご飯で体脂肪が増えるが、油脂では体脂肪は増えない

食べ放題糖質制限で元気食べ放題糖質制限を始める少し前、ウエイトトレーニングでなかなか体重が増えないので、そのせいで筋肉も増えないのだと思い、ご飯をたっぷり食べたら、確かに体重は増えました。1ヶ月で4キロ。この増えた体重をウエイトトレーニングで筋肉に変換、と考えていたのですが、なかなか思ったようには・・・。

しかし、そのすぐ後に始めた、食べ放題糖質制限で油脂を取り放題取ったのですが、体重は変わらず。というより、ご飯のバカ食いで太った分がまた徐々に減ってきました。油を飲むほどに取ったのですが(飲んだ油で一度、下痢してしまいましたが)、体重は変わらず。
ウエイトトレーニングの成果もあってか、体の脂肪は徐々に(手抜きトレーニングなので、それほど大した変化ではないですが)減っていくばかりでした。(オムロン体組成計でも、腹を指でつまんでも)「ホントだ、油をたくさん取っても、糖質を取らなければ体の脂肪は増えないのだ!」
とにかく、油は下痢にならない程度に(油だけを摂ると下痢になることもありますが、他のものにかけたり、混ぜたりして取ると、沢山摂っても下痢などしないことが分かりました)沢山摂って、糖質を控えるようにすると、血糖値も上がらないし、肥満にもならないですね。

糖質こそが体脂肪になっていくのであって、食事の脂肪は体の脂肪にはならない、というのがこの1年での結論です。

健康診断での血液中の中性脂肪の値は、2020年が33、2021年が38。いずれも低すぎて「軽度の異常」の判定でした。とにかく、2020年の健康診断以降たっぷり油脂を摂取した結果がこれです。ご飯は体脂肪になるが、油脂をたくさん摂取しても体脂肪,血液脂肪にはならない、ということです。

主食なしでもケトアシドーシスなんてならない、
血糖値スパイクもなくなり、安定

肉たっぷりでケトアシドーシスもなし糖質を抜くと、さっそく「ケトアシドーシス」などと脅す人がありますが、ケトアシドーシスはインスリン投与をしている重症レベルの人が、管理を誤った場合のことです。
実は私、1年間食べ放題糖質制限を続けてきたのに、健康診断での空腹時血糖値が去年とほとんど変わらなかったのです。「糖新生」と言われることが私の体の中で起きているのでしょうか。糖質をほぼ完全に抜いても、血糖値は正常に保たれる、ということです。

実際、私の健康診断での空腹時血糖値を見ますと、2020年が104(HbA1c5.8)、2021年が99(HbA1c5.6)。判定は「軽度の異常」とされています。要は、糖質を1年間主食として取らなくても(人参とか納豆とか、おかずの中にある少量の糖質は摂取していると思いますが)、空腹時血糖値はほとんど変化なかった、ということです。もちろん個人差はあると思いますが、必要な血糖値を維持するために主食をしっかり取る、という考えは誤りということです。

しかし、糖質を抜いても空腹時血糖値が正常値の上限ぎりぎり、というのは、やはり、私は体質的に糖尿病になりやすいのだという気がします。糖質制限を始める前は、かなりヤバイ状態だったのかもしれません。もっと続けていって正常値の正常レベルに近づくようにしたいものです。

最近、血糖値計「テルモ・メディセーフフィット」を使って、時々、随時血糖値を測っています。食べ放題糖質制限を続けているものですから、食後1,2時間でも血糖値はせいぜい110辺りで、これは空腹時血糖値の正常値上限です。(ちなみに、朝一番空腹時には90台後半の値が出ています) (注2)
つまり、一日中、血糖値は空腹時正常値内で安定していて、血糖値スパイクも起きていないということです。
もちろん、運動は適度に続けているつもりですが、血糖値スパイクを抑えるためというよりも、体作りを考えてのものです。

大抵の家庭に体重計があるように、各自、血糖値計を持って、血糖を管理できるようにしたいものです。血糖管理のためには、カロリー制限ではなく糖質制限だ、ということもすぐ分かります。これで、糖尿病にならなくて済むのであれば、まったく安いものです。(注4)
血糖値計を手に入れて、朝一番、食前、食後、就寝前、またお菓子など糖質たっぷりのものを食べた後、等々の血糖値を測ってみましょう。糖質を抜いた食事の後に、血糖値を測ってみましょう。測るのは簡単です。

食べ放題糖質制限で、ケトアシドーシスだの、脳にエネルギーが回らなくなる、などの根拠のない主張は、もう止めてほしいものです。
そうした主張をする人は、簡単なことですから、まず自分で少しずつやって、試してほしいものです。食べ放題糖質制限で良いとなれば、それで日本人の糖尿病を始めとする(というより、ほとんどが糖尿病やプレ糖尿病が原因の)様々な成人病、日本の医療の逼迫、財政の逼迫の大半が救えることになるのですから。

糖質の摂取を減らせば、虫歯、歯周病も減らせます。
糖尿病が減って、老いも若きも日本人全体が元気になって、医療費、介護費が激減したら、なんて素晴らしいことでしょう! 食べ放題糖質制限、ぜひ頑張ってほしいです。

まずは1ヶ月、主食を減らすことを、試してみましょう。主食を減らして、代わりに副食、特にタンパク質、油脂の摂取をたっぷり増やせば、自分の体調がどうなるか、まずは少しずつ試してみましょう。(できれば血糖値計を手に入れて、測りながら) 食後の血糖値スパイクが、まず下がって、体が楽になると思えるはずです。もし体調が良くなるようなら、さらに食べ放題糖質制限に突き進めば良いでしょう。その先には、「食べ放題で元気」の極楽が待っているのですから。

「血糖値しだいで空腹・満腹」の嘘

血糖値が下がると空腹を感じ、血糖値が上がることで、満腹になる」という説も、よく言われています。栄養の本、成人病関係の本に、よく書かれていることです。

では、糖質制限すると、いつまでも空腹なのでしょうか? 「水腹も、いっときもつ」という言葉を待つまでもなく、胃の中に物が入ると、それなりに満腹感があるのは、常識的な実感です。
ましてや、糖質制限のしっかりした食事では、十分満腹します。

血糖値が空腹・満腹を決めるような体調が、もしあるとすれば、それは、実は、ひどい糖質中毒になっている、ということではないかと思います。「腹が減ってたまらないから、アメやお菓子を食べて忍ぼう」というのは、かつての私でした。アメやお菓子を食べて、血糖値スパイクとなり、虫歯を呼び込む危険なことだったのです。

空腹をお菓子でそらそうとしないでくださいね。チーズ、ゆで卵、納豆、ナッツなどがおすすめです。水を飲むのも、特に肥満、高血圧、高尿酸の人にはおすすめですね。

昼寝前の糖質摂取は危険

昼寝をすると気分スッキリ。午後の仕事の能率を上げるためにも有効です。
しかし、考えてもください、糖質たっぷりの昼食直後に昼寝、では血糖値スパイクは大変なことになっているのではないでしょうか。気分スッキリの裏で、体の中は大変なことになっているのではないでしょうか。

昼食後の血糖値も、私の場合、糖質制限食べ放題糖質制限を始めてからは、せいぜい110程度で、安定しているのですが、最近、昼食の最後にご飯をカレースプーンで2杯食べて、直後に昼寝してみました。起きた直後に血糖値を測ったら、160ありました。気分はスッキリしていましたが、心は激しく動揺しました。昼寝を健康的に取るためにも、糖質制限は不可欠だと言えます。糖質をとらない昼寝直後の血糖値は、やはり110程度です。

食後には運動を、という話もありますが、それは無理なのが実情です。人によっては、昼寝は午後の仕事に不可欠だったりします。食べたものが少しこなれて、昼寝後の軽い運動が本来だと思います。食事直後の運動で消費しなければならない程の糖質は、食べ控えて、タンパク質、脂質に代えればすむ話です。

が、食べ放題糖質制限はオールマイティーではない

食べ放題糖質制限をやっていれば、肉と脂だけを食べれるだけ食べて、ゴロゴロしていても問題ないのでしょうか?
そうではありません。試しに、食べ放題糖質制限をして、モニターの前に座り続ける数日を送ってみました。やはり、お腹の脂肪の厚さは増しました。
基本的な健康的生活習慣(多様な食品を食べる、よく噛む、適度な運動、適度な睡眠、禁煙など)は、食べ放題糖質制限にとっても、不可欠な前提だと思います。

例えば、「ビフテキだけ食べて、ゴロゴロ」では、食べ放題糖質制限のせっかくの効果も台無しです。微量栄養素の不足にもなります。主菜、副食は、いろいろな種類のものを取りましょう。

糖尿病の現実を無視して何が何でも米を食べさせようとする見解は別にして、(長期的には問題、というような)食べ放題糖質制限に対する懸念は主に、繊維質、ビタミン、ミネラルなどの必要な栄養分の摂取ができなくなるのではないか、というものです。糖質摂取を避けること自体については、もはや懸念は払拭された、というべきです。簡単に言えば、主食をできるだけ減らして、肉と油脂に加え、野菜・海藻・キノコなどを多く取ればいい、ということです。(注5)

満腹はいいのですが、苦しくなるほど食べるようなことも、避けましょう。

体験、レビューは以上として、以下は、私の、つくづく考えてみた推測に過ぎませんが、お付き合いください。

歴史的な流れで、つくづく考えてみた

歴史的に考えてみたとき、砂糖、果物などは嗜好品として別物と考えるとして、糖質(米、小麦など)はそもそも救荒食物,兵糧であったと思います。今のように、いつでも、手軽に食べられるものではなかったと思います。

ご飯がなかなか食べられなかった時代「京のぶぶ漬け」、というのがあります。京都人の「いけず」の代名詞のようにされています。私も昔、京都に住んでいましたので、その辺のことが少しは分かるのですが、実は、京人の優しい思いやりなのです。帰ろうとする客を引き止めて、「思ったより早く帰られて、まことに残念です」という気持ちを表そうとするものです。
帰る方は「そこまでして、引き止めてくれるのか、嬉しいことだ」、と思え、送る方は「無下に帰らせたわけでない、引き止めたのにお帰りになったのは残念だ」、と思え、互いに気持ちよく別れることができるわけです。
「いけず」ではなく、互いに気持ちよく接しようとする、思いやりなのです。ここが分からない人だけが、「いけず」などと憤慨するわけです。京人からは、軽蔑されることになります。こうした思いやりを、京人はものすごく大切にするのです。

他の地域でも、帰り際に「もっとゆっくりなさいませ」というのは、普通のことです。また、例えば、退職していく人に、「近くを通ったら、ぜひ寄ってください」などと言ったりするものです。まあ1度はお茶を出して歓迎してもらえるとしても、2度来れば、「まあ何度も非常識な、忙しいのに」となるわけです。それを、いけず、とは言えないですよね。送る言葉、なわけです。

減った腹を満たすことはいつの時代も大変なことだった
飢えと隣合わせの時代

いつもお腹が空いて大変だった

いや、問題は「ぶぶづけ」、お茶漬のことです。今でこそお茶漬けといえば、粗末な食事の代名詞になりましたが、日本では、それはごく最近のことです。
室町時代以降、文章を書くことが極上層の人々に限られたものではなくなりました。文章を書く人でも、お腹をいつもすかせているような人が増えてきたのです。そうした人達の書いた文章の中に、「粥を出してくれた」「粥を出してくれずに帰らされた」と、一喜一憂するような文章も出てきます。飢饉、餓死がとなり合わせの時代、粥を出してもらえるかどうかは、大変重要なことだった時代はかなり長く続いた、と言えます。

そういう時代に、「もうお帰りですか?今、粥を用意しているところです。おとどまりください。」と言われれば、「ありがたい、ではごちそうになりましょう。」となるのは、客にとって大変幸運なもてなしだったと、思います。「この用事であそこへ行けば、粥にあずかれるかも知れない」というのは仕事の動機付として、重要な時代が長く続いたと思います。

が、時代の流れは無常で、その切実さが少しでも薄れるや、「もう退出時だな」と思って腰を上げる客に、「ぶぶづけ」と持ち出すことは、送る方、送られる方、どちらにとってもまだまだ重いことではありながらも、腹の中では、送る方「残られても、ぶぶ漬けはございません」、送られる方「欲しい、とはいえ、ここは潔くしなければ」と、なるわけです。実際ぶぶ漬けを用意はしていないが、かと言って、それが客への侮辱にはならない、という時代になるわけです。実物を抜きにした、思いやりのやり取りとなるのです。

ぶぶ漬けに振り回されるような、飢餓ととなり合わせの時代には、糖質の取り過ぎで糖尿病になるのは、飽食が可能だった極く一部の人々だけだったのです。

兵糧としての米

戦争のための穀物また、メソポタミアで農業(穀物栽培)が始まるや、本格的な戦争が始まるわけですが、長期保存可能な食料(兵糧)があればこそ、遠くへ出かけて戦えたわけです。
下手をすれば殺されるわけですから、人は全力を尽くして戦います。何人の戦士を何日食わせるのに必要な食料はいくらか?それを満たせる食料としては、穀物以外あり得なかったでしょう。その穀物を現在地から運ぶか(穀物保存地から攻める場合)、その穀物を目的地で調達するか(穀物保存地を攻める場合))、いずれにしても。この場合にも食べた穀物は限界まで消費されるわけで、糖質の取り過ぎで糖尿病になる可能性は小さくなります。

そういう限界的な状況に適しているものこそ、穀物だと言えるでしょう。飢餓、戦争の時代に、糖質は糖尿病には繋がりにくかったのです。

少し穀物が余計にとれるようになっても、季節が変わればどうなるか分からない。豊作が続けば、人口が増えて、生産量の限界を追い越し、少しの不具合で飢餓が訪れる。そうやって、大抵の人は、おそらく、糖尿病とは無縁に生きてきたのです。

糖質過剰は、ごく最近のこと

糖質過剰はごく最近


歴史の流れが変わり、穀物が余計にとれても人口がそれほど増えない、穀物の余剰が増すようになったのは、国、地域にもよりますが、ここ1世紀以内の話です。糖質の取り過ぎということが一般化したのは、この1世紀です。

盆・正月のごちそう、葬式のごちそうというのは今でこそありがた迷惑になってしまいましたが、飢餓の時代には、憧れだったわけです。茶席のお菓子にしても、飢餓の時代には大変なおもてなしだったわけです。「京のぶぶ漬け」を含め、今や理解しにくくなってしまいましたが、飢餓の時代が変化し始めたのはごく最近のことなのです。

(江戸時代あたりから、上層階層の人たちの間で、少食が健康のためにすすめられるようになります。糖尿病時代の先走り、とも言えるでしょう。主に宗教上の理由から、肉食が避けられたのですから、過剰な糖質を抑えるとしたら、食事全体を抑える少食しかなかったと、いえます。過渡期の糖質制限だった、といえます。)

糖質のとり方について、根本的な見直しが必要
   過剰な糖質は毒 ---食べ放題糖質制限は「医者殺し」

過剰な糖質は毒糖質の取り過ぎが始まった、この時に、糖質のとり方について、根本的な見直しをしなければならなかったのです。飢餓の時代が終わるとともに、すぐ余分の糖質は毒になってきたのです。機械化時代が進むとともに、糖質は直ちに毒になってきたのです。

いままで主食としてこれだけ取ってきたのだから、今後も同じように、という安易な考えが糖尿病時代を招いたと言えます。時代は全く変わったのです。

「主食(ご飯、パンなど)をしっかり、主菜(肉、魚類)、副菜(野菜類)をバランス良く」。というのが、一般的な通説ですが、この飽食の時代に、救荒食物をなお中心に据えることこそが、間違いの根源です。
実際、糖尿病を中心とする成人病で病人だらけではないですか。特に日本を見ると、筋肉質の人は稀で、たいていは筋肉の貧弱な痩せか、筋肉の貧弱な肥満。とにかく筋肉が足りないというのが、一般的です。

ついでに、過剰な糖質摂取で、虫歯・歯周病も大変な広がりで、私など、糖尿病以上に、これこそが新型コロナウイルスまん延の最大原因ではないかと疑っています。

筋肉が足りないから意欲が出ない。タンパク質、脂質が足りないから、内臓も弱ってくる。筋肉が足りないから取り過ぎの糖質がどんどん体脂肪になリ、血管、心臓、腎臓、脳・・・で悪さをする。そして、結局、体も頭も動かすのが嫌になって来る。

年寄りは肌はガサガサ、シワだらけ、曲がった腰を伸ばす筋力もなし、そしてフレイルだの、サルコペニアだの、ロコモだの。要介護老人は増えるばかり。
若い者も身長が伸び止まり、筋肉・体力・意欲なし。 次世代を生み、育てる意欲も落ち込むばかり。

笑うのはお医者さんだけ。高額医療費も、半病人を増やすばかり。

タンパク質、脂質をしっかり取って体を作る

こうして、日本人は体力的にだけでなく、精神的にも、経済的にも、社会的にも落ち込んでしまうばかりです。


伸び悩む子供の身長
(学校保健統計調査-令和2年度より)


上図の、日本人の身長が伸び止まっている原因としては、「主食をしっかり、タンパク質、油脂を控えめに」という風潮が大きいのではないかと、思います。
子供の頃は、大人と違って、エネルギーがたくさん必要です。「タンパク質、油脂をしっかり、エネルギーの不足は主食で調整」とすれば、子供たちはもっともっと大きくなれる、と思います。
私自身の子供たちは、もう成人病の心配をする年代になってしまいましたが、「もっとタンパク質、油脂を取らせてやれば良かった」と、後悔しています。

これだけ、病人、半病人だらけになった、子供たちは大きくなれない、しかも食事にからむ病気がまんえんしている。日本の食事摂取基準が、今までのままで良いわけがありません。 現在の食事摂取基準は、どこに根拠があるのでしょう? 現在の日本人の健康はガタガタです。食事摂取基準は、根本から考え直されるべきです。

「食事の洋風化で不健康になった」とも言われますが。逆に、せっかく洋風化してタンパク質、油脂をたくさん取れるようになり、飢えと隣合わせの時代の糖質依存から脱却できるようになったのに、糖質を減らさないものだから悪いのです。

洋風化する食事洋風化が悪いのではなく、飽食の時代に、飢餓時の食事(主食中心)を続けようとするのが悪いのです。
しかも、肥満、成人病対策として、タンパク質、油脂の摂取を減らせ、というのですから、全く時代を逆行させるものです。

(我ながら)ダメだダメだと吠えるばかりでは、しょうがありません。前向きに、まずは、自分の健康を、自分で守りましょう。

タンパク質、油脂をもっと取って体を作り、糖質を減らすことです。


カロリー制限を考えるなら、糖質で調節

筋肉を作るにも油脂が必要ですが、「油脂は控えめに」というのが、何かにつけ言われます。一方で梅干しにまで砂糖(異性化糖を含め)を入れているのは平気で見逃して、何かにつけ「低脂肪」です。

低脂肪牛乳、低脂肪ヨーグルトが溢れていますが、本当にほしいのは、低糖質牛乳です。(塩分を気にしながらのチーズしか方法がありません) 体を作るのに必要なタンパク質と油脂をたっぷり取る。カロリーは充分になったのだから、不必要な糖質はなるだけ取らないようにしなければなりません。

肥満防止などのために、カロリー制限を考えるなら、タンパク質、脂質をしっかり摂って、糖質でカロリーを調節すべきなのです。

日本農業の中心には米作があります。多分、「主食をしっかり」派の人の心には、このことがあると思います。私も心配で心が痛みます。
しかし、日本、日本人全体のことを考えれば,日本農業は生まれ変わるしかありません。農業の構造改革です。米作りは日本人の宗教的な核かも知れません。しかし、日本、日本人全体の健康のことを考えれば,日本農業は改革していくほかありません。 飼料として大規模機械化米作、というのも選択肢ではないかと、思います。

これほど糖質に依存しているのは人間だけ

草食動物は糖質を取らない



「肉食動物は短時間でのパワーはあるが、長続きしない。草食動物は持続力がある。だから人間にとっても肉食中心は良くない」、という意見もけっこう目にします。
しかし、草食動物は草を食べているのであって、糖質(デンプン)を取っているのではありません。草の繊維を胃の中の微生物の力を借りて有機酸にして、吸収しているのです。(反芻動物の消化機能と膵内分泌参照)
草食動物も肉食動物も糖質はほとんど取らずに、体の中から作り出して(糖新生)、必要な血糖値を維持しているのです。

これほど糖質摂取に依存して生きているのは、人類史上も特異な(何百万年の人類の歴史中のせいぜい六千年くらい)だけでなく、動物としても特異な種類だということになります。

体は3ヶ月で新しく生まれ変わる

体はどんどん生まれ変わる





体の細胞は常にスクラップ・アンド・ビルドされています。細胞はどんどん分解され、他方で新しい細胞がどんどん作り出されているのです。

胃腸の細胞は約5日周期
心臓は約22日周期
肌の細胞は約28日周期
筋肉や肝臓などは約2ヶ月間の周期
骨の細胞は約3ヶ月周期
細胞の新陳代謝が正常であれば身体は3ヶ月で新しく生まれ変わる。
(ウィキペディアより)


と言われています。

元気な細胞を作るためにタンパク質、油脂をたっぷりと
  当然、野菜、海藻、オメガ3など糖質以外の食物もたっぷりと

元気な体のためにタンパク質と油をたっぷりと細胞を順調に生まれ変わらせるためには、細胞の原料になる良質なタンパク質、良質な油脂をたくさん取る必要があるのです。
タンパク質はリサイクルされる、とも言われていますが、リサイクルタンパク質は、体のエネルギーにして、新しいタンパク質を新しい細胞作りにどんどん使ってもらえばいいのです。(自分の体なのに言い方が変ですが)

主食、主菜、副菜の食事をしていた時には、ストレッチをしても、なかなか効果が上がらなかったのですが、食べ放題糖質制限を始めてからは、同じストレッチでも体がどんどん回復してくるのが自覚できます。

子供はもちろん、中年は本気で、年寄りにも、細胞の原料になるタンパク質、油脂は必要不可欠です。主食を抑えて、肉・魚類、油脂をたっぷり取りましょう。

もちろん、今までその人の体が歩んできた道、体調、生活様式は人それぞれ、様々です。私はお調子者ですから、いきなりほぼ完全食べ放題糖質制限を始めて、絶好調になりましたが、どなたでもそうなるわけではないと思います。
少しずつ、主食、お菓子などを減らし、主菜(肉、魚など)と油脂、副菜を増やして、 体調の変化を慎重に確認しながら、進めてみてください。

食べ放題糖質制限で、丈夫な体、軽く動く、柔軟な身体、美しい肌、意欲的な精神を作りましょう。




(注1) 油をとる、と言っても、揚げ物はほとんど食べていません。油が熱で傷んでしまうし、衣は糖質だらけだし。植物油は、そのまま野菜などにかけたり、煮物に使ったりするだけです。<元の行に戻る>
(注2) 実は2021年1月から、ACON血糖値測定器を使っていました。不満があって、最近、「テルモ・メディセーフフィット」に乗り換えました。今、当時のACONの値を読み返しても、全然当てにならない値に、思えます。その頃のデータを報告できないのは残念です。「テルモ・メディセーフフィット」は健康診断の値とも整合性があります。説明書で見ても、かなりの正確さを誇っています。薬局で測ってもらったときの器具がこれだったので、帰ってすぐ注文しました。実際の使用感でも満足しています。<元の行に戻る>
(注3) 同じ本の最初の方に、「食糧事情がよくなってきたことに加え、食習慣の欧米化により肉類を中心とした高脂肪、高カロリーの食事が肥満を招き、糖尿病の大きな誘因となっているのです。」とあります。これが日本国民向けの通説でしょう。確かに、肥満は糖尿病の誘引かもしれませんが、糖質過多による高血糖が糖尿病の「原因」です。それにしても、カロリー制限に当たって、糖質の方の摂取制限は全く出て来ない、というのは、何か、異常で、怖いものがありますね。<元の行に戻る>
(注4) 血糖値計と穿刺具(指に小さな穴を開けて、血を少し出す道具、出た血液に血糖値計のセンサー(チップ)を当てて計測する)は、いろいろありますが、合わせて1万円以内で、通販で買えます。血糖値計の先につけるセンサー(チップ)だけは、通販では買えません。が、薬剤師のいる(処方箋調薬をやっている)薬局で、簡単に買えます。30回分で3000円くらいです。これで食前・食後、朝昼夜、などと10回も測れば自分の血糖値変化の大体の傾向が分かりますから、食事、生活を少しづつ変えて、血糖値を測りながら、自分にとっての「いい具合」を見つけていきます。合計1万円で糖尿病にならない生活を始められます。センサー(チップ)を追加で買うかどうかは、その時の気持ち次第です。
血糖値計に求められるのは、安さ、簡単さよりも、まず、正確性だと思います。「ISO基準の『プラスマイナス15%』を満たしている」とうたっている製品もありますが、空腹時正常型上限を110として、例えば、実際は同じ110なのに測定結果が、今回は95、次は125、というのでは、測る意味がありません。血糖値計の精度については、「血糖測定器の正しい知識と選択」などが参考になりそうです。
センサーには使用期限があります。通常は冷蔵庫に保管していて、何回かの分をまとめて前日までに出しておくようにすると、期限まで安心して使えます。 <元の行に戻る>
(注5) グーグルで検索すると、食べ放題糖質制限のような糖質制限を薦める記事も増えてきましたが、(いや驚くほど増えて来たのはうれしいことです) NHKの記事を含めて、「長期的には有害」という記事も結構多いです。(「糖質制限食により死亡リスク上昇の可能性-国立国際医療研究センター」など) でも、この懸念は、野菜をほとんど摂らない、運動を全くしない、など糖質制限とは少しずれたところでの問題に過ぎないような気がします。
では、外国、特にアメリカはどうなんだろう?と気になります。グーグルで「Carbohydrate restriction」(糖質制限)で検索してみましょう。 英語ばかりですが、グーグルで右クリックメニューの「日本語に翻訳」を使うと、何となく様子が分かります。参考になります。さらに、検索メニューの「ツール」をクリックして、「期間限定なし」から「1年以内」にすると最近の記事に出会えます。<元の行に戻る>