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洗濯に洗剤は必要不可欠なのか?
        炭酸ナトリウムさっぱり洗濯のおすすめ

2022年8月9日更新

合成洗剤による洗濯をやめて、炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)による洗濯(アルカリ洗濯とも言われますが)を、おすすめしたいと思います。炭酸ナトリウム洗濯の体験レポートです。
炭酸ナトリウムをどれくらい使ったらいいのかも、PH=アルカリ度から検証してみました。

目次


「洗剤残りゼロ」の衝撃-ゼロというのにクサすぎる

洗剤投入洗濯に洗剤を使うのは常識、当たり前のことです。洗剤なしで一体どうやってきれいにできるのか?! 私も物心ついてからずうっとそうしてきました。
しかし、2年前の転換点でその考えが実は大変な誤りであることを発見したのです。実は合成洗剤は洗濯物にこびりついて離れないものだ、洗剤残りがものすごいものだ、ということを。

2年前というのは、洗剤がなくなってきたので買おうと思ったら、今まで使っていたものが終了となり、その代替として新製品を売り出していたので、「汚れも、ニオイも、洗剤残りまでゼロ」、なるキャッチフレーズにつられて、考えもなく買ってきて、洗濯したのでした。ところが、なんと! 実態は真逆で、ニオイ(洗剤の香料)が前製品と比べてものすごくて、すすいでもすすいでも取れないではないですか!
いやはや、ニオイやら、洗剤残りやらについて、このメーカーの考えというか、感覚というか、それは私とはとんでもなくかけ離れたものだ、ということだけは、はっきりしました。

こりゃたまらんと、ゴミに出して、ニオイの弱そうなものを探して使ったのですが、前から気にはなっていましたが、もう今や、洗剤のニオイが、すごく鼻についてたまらないようになってしまいました。

すすいでもすすいでも取れないニオイ残り、その正体は洗剤付着

洗剤のにおいが残る洗濯機のおまかせモードでは、すすぎが甘い、特に洗いとすすぎの際の脱水時間が短すぎるように思ったので、これを長くして、回数も増やしてみました。少しはましになったのは確かですが、やはり「少しはましになった」程度でしかない。

「これは一体どういうことなのだろう?」1回の脱水で汚れや洗剤分が10分の1になるとしたら、さらに2回のすすぎ(と脱水)で1000分の1(=ほぼ0)じゃないのか?

少し調べてみますと、実は、合成洗剤というのは、すすいでも取れないものであることが、研究データでも出ていることが分かりました。
「洗剤と洗浄の科学」(中西茂子著、コロナ社刊)です。



少し引用してみましょう。

洗濯物が乾いたときや洗髪後に洗剤やシャンプーの匂いがするが、あれは洗剤成分が残っている証拠である。

三種のすすぎ試験が行われました

①同じ液の中で連続的に十五分間洗った場合(すすぎ水は一度だけで、換えないこと・・・海竜風注)
②三分ごとに水を換えて繰り返して五回ためすすぎをした場合
③三十リットル水を張ってから毎分十リットルでオーバーフローさせた場合
の三通りとし、その結果、洗いに使った洗剤成分が洗濯物にどれだけ残っているかを測定した

その結果がグラフにされているのですが、分かりやすいように、私なりに描き直したものを次に示します。

①連続的に十五分間
連続すすぎの洗剤残り

②水を換えて五回ためすすぎ
ためすすぎの洗剤残り

③毎分十リットルでオーバーフロー
オーバーフローの洗剤残り

「やっぱりそうなんだ、洗剤はいくらすすいでも最初の量の4分の1くらいで取れ止まって、それ以上は取れないんだ!」と、納得したわけです。 確かに、実感に近いですね。

しかし、せめて2度もすすげば何10分の1くらいにはなるのではないか、というのが常識的な期待だと思うのですが・・・・・。ましてや「ゼロ」と言われれば、もっと期待したいものです。
部屋干しのニオイも、汚れの残りというより、こびりついている洗剤に菌がたかって(環境に優しいように生分解しやすく作られてきているわけですから)、その結果だ、と考えられます。 (炭酸ナトリウム洗濯を続けてきて、今やこれは確信です)
また、人によっては洗剤で洗った肌着にかぶれることも納得できます。合成洗剤が汚れを落とすのは、汚れを溶かすだけでなく、布全体にに洗剤が付着して汚れをはねのける、というような仕組みがある気がします。汚れの鎖をはねのける、というような宣伝のイメージはここら辺に根拠があるのではないかと、想像します。

洗濯機のすすぎコースで脱水が簡単すぎるのじゃないか、とずっと思ってきましたが、これは「どうせ取れないのだから、一応形ばかりに」ということかも知れません。

メーカーさんも、洗剤残りは先刻ご承知

最初に触れた「汚れも、ニオイも、洗剤残りまでゼロ」のメーカーさん、数字はもちろん、測定方法も公開してほしい、と思っていたら、なんと、グラフがありました。ありがとうございます! 今まで(2022/1/7)気が付きませんでした。失礼ながら、無断転載させていただきます。

POINT 2 高い洗浄力とすすぎ性 より

すすぎ性が高い!_一般的な界面活性剤と繊維への残りやすさを比較して_バイオIOSは、繊維に余分な洗剤が残りません_  より)

「ゼロへ」(ゼロへ少し近づいた?)とか「繊維に余分な洗剤が残りません」(残る必要のある洗剤?)とか、何やら表現が微妙に逃げ道が用意されているようなのですが、はっきり言って上図からは洗剤残りがかなりある、ということははっきりしています。ただし、数字がないので、上図についても、Y軸が0から始まっているのかどうかもわかりません。(Y軸の最下部は「繊維に残りにくい」(0なら、「残らない」でしょう)となっていますから、これは0ではないと読み取るのが普通でしょう) Y軸の原点が0でないとすると、素人目からすると、ほとんど変わらない、ことになってしまいます。

X軸をY=0(ゼロ)にすると、もしかしたら、こんな感じになるかも知れないですね。


誤差範囲ですね。しかし、せめて、大げさな「洗剤残りまでゼロ」は、やめてほしいです。

炭酸ナトリウムを試して、ニオイがなくなった、部屋干し臭もなくなった

炭酸ナトリウムでニオイがなくなった

で、もう市販の洗剤は止めにして、ダメ元で(炭酸ナトリウム洗濯はインターネットでの評判悪いし)、試しに手元にあるセスキと過炭酸ナトリウムを、適当に使って洗濯してみることにしました。すると、そこそこきれいになるし、洗剤のニオイもぐっとマシになって、いけそうに思えました。

セスキを使うなら、炭酸ソーダ(洗濯ソーダ、炭酸ナトリウム、ソーダ灰とも)だと使う量が少なくて済むし、かなり安そうなので、しばらくこれでやってみよう、と思いました。過炭酸ナトリウムもあるので、適当な割合で両方を混ぜて使ってみました。
するとすると、回数を経るほど、洗剤のニオイがなくなり、部屋干しのニオイもしないようになりました。(2021年秋現在では、部屋干し臭など、もう意識にも上りません)


四季がめぐって、衣替えの際に、しまっておいた衣類の特有の(洗剤が変質したような)ニオイもほとんどしません。
(炭酸ナトリウムの量、過炭酸ナトリウムとの割合、洗い方のコツ、等はまた後で述べます)

初期の最大の問題は、濁りでした。炭酸ナトリウムの炭酸分が水の中のカルシウム等の金属イオンと反応して溶けにくいものになってしまうためのようです。で、キレート剤としてクエン酸ナトリウムも使ってみました。かなりマシになりましたが、結局、炭酸ナトリウムをたくさん使う必要がなくて、入れる量を減らしていくと気にならなくなりました。また過炭酸ナトリウムを、漂白、殺菌の意味も込めて少し使っていたのですが、どうも、そのせいでも少し濁りにくくなるみたいです。

炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)↓ 一例です。1キロあると、1日1回20グラムずつ使って、50日保つ計算です。(もっと割安の10キロ売りとかもあります)

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部屋干し臭を防ぐには殺菌剤を使うのではなく、合成洗剤を使わないことで

雑菌を抑えて嫌な臭いを防ぐため消臭・抗菌効果のある柔軟剤、というものも出て来ました。雑菌に餌(洗剤)をたっぷり残して、次には殺菌剤入りの柔軟剤を売ろう、というのですね。それは結局、雑菌の餌を増やすだけのことです。
肌に悪そうなものを重ねて塗りたくったものを身に着けていいのか? と心配になります。
部屋干し臭を防ぐには、何より、衣類に付着して離れない合成洗剤を、使わないことです。

洗い上がりは? 「アルカリ」で大丈夫?

検査に使ったPH試験紙洗い上がりはどうなのか? というのは重要な問題です。ほとんど違いはない、というのが私の実感です。
部屋干し臭と関係があるのか、残った洗剤が変質して黒っぽい汚れになってしまうような気がするのですが、これがなくなるので、さっぱりして、合成洗剤よりもきれいになるように思います。
ただ、機械油、ワセリンなどの化学的に安定した石油系の油が付着した汚れには向いていないようです。この場合には洗剤(石けん)プラス炭酸ナトリウムが一番ふさわしいでしょう。

「炭酸ナトリウムはアルカリ性だから、布を傷めるのじゃないか?」という心配はごもっともです。私も洗濯機でガラガラ回せる肌着、普段着に限ってきました。
洗濯にあたって、中性、弱アルカリ性、アルカリ性、というのは、プロに聞きますと

(東京都クリーニング生活衛生同業組合)
6.0以上 8.0以下     中性
8.0を超えて 11.0以下  弱アルカリ性
11.0を超えるもの     アルカリ性

辺りだと言われています。

PH試験紙で図ってみますと、面白いことに、 市販の弱アルカリ性液体洗剤を普通に溶かすとPH7.0 。私が今、炭酸ナトリウムを溶かして使っている洗濯水はPH8.5 。
市販の「弱アルカリ性洗剤」が中性、アルカリ(炭酸ナトリウム)を入れた洗濯が弱アルカリ性、ということになってしまいます。(通販で買った0.5単位のPH試験紙だし、判断はある意味気分なので、その辺を割り引いて、一つの目安として読んでほしいです)
ではなぜ「弱アルカリ性」と書くのか、といえば、溶かす前の洗剤が弱アルカリ性ということだろうと思います。衣類に直接つけて洗う場合は別にして、洗濯機を使って普通に溶かせば、中性洗剤も弱アルカリ性洗剤も洗濯液は中性ということですね。

この辺、メーカーの方で、すぐ分かるように説明してほしいですね。(中性洗剤をありがたそうに売りつけるためだろう、というのは、うがち過ぎですかね?)

炭酸ナトリウムはどれだけ使う?

炭酸ナトリウム使用量






炭酸ナトリウムはどれくらいの量を入れればよいのでしょうか? 炭酸ナトリウムを水に溶かしていって、その実際のPHの変化を調べました。
それをグラフにしたものが次の図です。 (2021年8月測定)

炭酸ナトリウム濃度とPHの関係
たまたま思い立って、2022年8月に、違う試験紙で測り直しました(下図)。かなり違います。
PH試験紙、測定者の気分の違いがあるのかと思います(何せ色合わせですから、難しいです)。参考程度にしかならない、ということです。

炭酸ナトリウム濃度とPHの関係(2)

PH8.5から9.0辺り(弱アルカリ性の始まり)にするには、水10リットルに炭酸ナトリウム 4 グラム(洗濯機で50リットルだと20グラム)が目安になります。

白濁しない範囲で、希望PH


それ以上濃くすると水中の金属分による濁りが出てきますし、洗い上がりもそう変わりません。実際に毎日やってみて、適量を判断してください。
実感では水10リットルに炭酸ナトリウムを4グラム(0.04%)が、通常の洗濯では適正な気がします。また、つけ置き時間を長くすると(1時間とか)、洗濯液の様子を見れば、汚れがよく取れているのが分かります。が、濁りも出てきますので少し微妙です。

過炭酸ナトリウム( 炭酸ナトリウムと過酸化水素が 2:3 のモル比で混合された付加化合物---ウィキペディアより)を加える(私は炭酸ナトリウムの4分の1くらい)場合はその分、炭酸ナトリウムを減らします。
過炭酸ナトリウムは漂白作用がありますので、入れすぎると、やはり、色落ちすることがあります。通常の洗濯では、漂白というより、殺菌の作用を期待するつもりで、3分の1以下に納める方が良いのではないかと思います。

肌着、普段着を洗濯機で洗うには炭酸ナトリウムはもってこいだと、この2年間の経験でつくづく思いました。
絹、毛などの動物繊維はアルカリ性で傷みますので、炭酸ナトリウムの量を思い切って減らしましょう。(上記の図でいえば、PHが7くらいの水10リットルに1グラムにとどめて、手早く洗う、が私のやり方です)

炭酸ナトリウムは洗剤投入口にではなく、先に予定水量に近い水を入れて、そこに投入して、洗濯機を少し(1分くらい)回して溶かしてましょう。

その後で洗濯物を入れましょう。洗濯物を入れて、水が足りないようなら、水位を調整して水を足しましょう)。

重曹を洗濯に使うのは、どう?

ちなみに、重曹を入れたらPHはどのくらいになるのでしょうか?
実際にPH試験紙で測ってみました。考えもなく10リットル近い水を使ったので、0.23%まで行ったところで、最初PH7.0より少し酸性に振れていた水道水が、やっとPH7.0にまでなった、程度でした。こりゃPH試験紙がだめになったのかな、と思って中断しました。

ネットで調べると、「重曹は分子式NaHCO3の白色粉体で、pHは8.5(1%水溶液、25℃)」と言われています。(AGC化学品カンパニー) いやはや、PH試験紙の問題ではなく、重曹はPHがなかなか上がらないものなのだ、ということでした。
1%といえば、洗濯機50リットルの水に対して500グラムになってしまいます。重曹は洗濯に使えるものではないのですね。

セスキ炭酸ナトリウム洗濯は、おすすめか?

ちなみに、重曹洗濯、とかセスキ炭酸ナトリウム洗濯とかいう人がありますが、今述べましたように、洗濯水をアルカリ化するということでは、炭酸ナトリウムにはとうてい及びません。

セスキとは、重曹と炭酸ナトリウムが同じ割合で混ざっている、という意味です。要は、セスキ炭酸ナトリウムを使うくらいなら、炭酸ナトリウムを使えば少しで済む、とも言えるわけです。

この、セスキ炭酸ナトリウムと炭酸ナトリウムの量的関係については、
当研究所本館の記事
炭酸ナトリウムが何かと役立つ
を参考にしてください。

炭酸ナトリウムは、セスキに比べて、1%濃度ではPHが1.5高いので、単純に言えば、10の1.5乗=31倍強力なのです。今のように、0.04%だとまた違いますが、セスキは力不足で、洗濯機での洗濯には向いていないのです。

粉をかけて直接手で揉むなら、セスキ炭酸ナトリウムの方がより安全でしょうが、洗濯機に入れるのであれば、セスキ炭酸ナトリウムでは間に合わないのです。

炭酸ナトリウム、重曹、セスキ炭酸ナトリウムなど、何気なしに、それぞれのPHを書いてある、無責任なサイトもありますが、濃度によって変わってくるわけで、濃度とからめて書かないと、誤りだとも言えます。見回って読みますと、書かれているのは、大抵は1%濃度のことです。しかし、実際に洗濯する濃度は、1%とは限らないので、注意が必要です。上図でも分かりますように、1%というのは、かなり濃い状態です。50Lの水だとすると、500g入れるという意味ですから。
当研究所の本館サイトには、それぞれのPHの記事もあります。参考にしてください。
炭酸ナトリウムが何かと役立つ
です。

すすぎは2回で完全スッキリ

すすぎ炭酸ナトリウムで肌着、普段着を洗濯機で洗う場合には、すすぎの間に脱水をしっかりやれば、すすぎは2回で完璧です。

最初の洗い・脱水で 汚れと炭酸ナトリウムはほとんど無くなります。炭酸ナトリウムは水となじみやすいので、1回目のすすぎで炭酸ナトリウムは全く気にならなくなります。すすいでもすすいでも取れない洗剤とは全く違います。

また、洗いの前に、炭酸ナトリウムを溶かした洗濯液に浸けておきますと(10分とか30分とか)、より簡単に汚れが取れていくように思います。(洗い時間が少なくて済むわけです)

私の場合、洗いもすすぎも短時間で済むようになりました。 洗剤残りがイヤダイヤダで脱水時間も、すすぎ時間もひたすら伸ばして、洗濯機が回っている時間が長くなった2年前でしたが、炭酸ナトリウムに替えてからは、様子が分かれば分かるほど、洗濯時間は短くて済むようになりました。
ただ、浸け置き時間を取っているので、これが少し贅沢です。

2回のすすぎで大丈夫か? 計算してみると

では、1回のすすぎでは炭酸ナトリウムはどれだけ取れる(残る)のでしょう?
微量なので、手軽な測定方法はないのですが、次のように考えることができると思います。

水を一番たくさん含みやすいと思われるタオル布巾を使いました。乾燥したタオル布巾の重量が100グラムでした。水に浸してから洗濯機で脱水すると206グラムになりました。100グラムの洗濯物を洗って脱水すると106グラムの水が残る、ということですね。

これを前提として、通常では5キロ(5000グラム)の洗濯物を、20グラムの炭酸ナトリウムと50リットルの水で洗うとします。洗濯して脱水すると、洗濯物には5.3キロの水分(炭酸ナトリウムを含む)が残ります。

脱水しても残る水の割合

この5.3キロの水の中には20グラム×(5.3÷50)=2.12グラムの炭酸ナトリウムが残っている、と考えられます。
これを一度50リットルの水ですすいで、脱水します。すると2.12×(5.3÷50)=0.225グラムの炭酸ナトリウムが残っている、という計算になります。100分の1。洗濯物全体で0.2グラムですから、合成洗剤と比べて全く問題にならない量だと思われます。

すすいで残る炭酸ナトリウムの量

でも、やはり気になる、としてもう一度すすぎますと、0.225×(5.3÷50)=0.024グラムとなります。

もちろん、これらの計算は、合成洗剤とは違って、炭酸ナトリウムが衣類に付着する特別な力は働かない、という前提です。 (少しずるいような気がしますが) 手軽に調べる方法がないのが残念ですが、実感としてこれに近いと思います。

洗濯槽の黒カビに注意! 炭酸ナトリウム洗濯の開始にあたって、合成洗剤が残している汚れがしばらく出ます

洗濯槽の汚れ炭酸ナトリウムでの洗濯を始めたら、小さな黒いワカメのようなものが、浮いてきたり、衣類に着いたり,くず取りネットに溜まったりします。これがいままで洗濯機にこびりついていたものです。
合成洗剤が、衣類だけでなく、洗濯機にもくっついて離れないのです。柔軟剤を使っていると、もっと悲惨なことになっています。

炭酸ナトリウムは、衣類もきれいにするし、洗濯機もきれいにします。
洗濯機をきれいにするのはいいのですが、衣類に黒ワカメが着くのは実際困ります。
炭酸ナトリウムでの洗濯を始める前に、一度、槽洗浄してください。それでもしばらく(半年くらいか?)、時々、黒カビが浮いてきますので、注意して取り除いたり、槽洗浄を重ねるか、うまくやってください。

合成洗剤の害から、人も、衣類も、洗濯機も逃れるために、避けられない通過点なのです。

環境への負荷も減少

環境への負荷が少ない炭酸ナトリウムは薄まれば無害な無機物です。(ナトリウムは海から取って製造します)環境への負荷は通常では無きに等しいと、考えられます。
毎日大量に垂れ流されている合成洗剤の環境への負荷も、炭酸ナトリウムへの切り替えで、減らせます。


「洗剤残りゼロ」をうたった合成洗剤が、合成洗剤使用ゼロの結果を招きました。



粉石けんを少量加えると、さらにきれいに仕上がる

その後の試行錯誤の中で、この炭酸ナトリウム洗濯の際に、粉石けんをスプーン1杯くらい入れると、洗い上がりが、さらに良くなることがわかりました。石けんのすすぎ残りはありません。
詳しくは、
発見2,粉石けんを少し入れて洗濯すると、更に、きれいになる
を参照してください。