つくづく総合研究所 海竜風ホーム

究極の美健ローラー

2024年6月5日初稿  

まず最初に知っておいていただきたいのは、「電子温灸器フレッシャー」と、「電子マッサージペン」のことです。どちらも一般的にはあまり馴染みのないものです。フレッシャーなどは、それを売っていた会社もなくなってしまい、新品を買うことができなくなりました。
でも、この2つを組み合わせると、強力な電子パルス温灸器となるのです。健康にはもちろん、美容にも威力を発揮してくれます。

目次


暖かコロコロ 電子温灸器フレッシャー



次の写真がフレッシャーです。金メッキのローラーが暖かくなって、それを肝臓、腎臓、丹田(小腸)、足心、脾臓という基本の5カ所に、コロコロすると健康になれる、というものです。
詳しくは、電子温灸器・フレッシャー - 紹介サイト をご覧ください。

電気温灸器フレッシャー


中古品の市場では少しだけ出回っているようですが、大変手に入りにくくなっています。50年以上前に発売されたようですが、似たようなものは全然見かけません。もしどなたか、力ある人がこれと同等か、できれば、後述するパルス機能を備えた改良品を作って、売り出していただけたらなあ、と切望しています。

もし、運良くフレッシャーを譲ってもらえる機会に巡り会えれば、ぜひもらってください。


電子マッサージペン


電子マッサージペンは、低周波治療器の単純版です。低周波治療器といえば、肌に貼り付けることができたり、いろいろなもみ方(モード)が選べたりします。が、実際に使った者の感想として、余計な機能ばかりです。
この電子マッサージペンは、単純なパルスが出るだけです。しかし、持ちやすく、パルスが出る先の部分を、好きな所に、好きなように当てれば、ピリピリと刺激してくれます。自分の好みで使いこなせるので、大変便利です。
詳しくは、電子マッサージペンがすごいかもしれない-顔がこわばっている方に をご覧ください。

しかし、この電子マッサージペンの一番の問題は、金属なので、当てた一瞬冷やっとすることです。使っていると肌の温度近くにはなりますが、暖かくなる、ということではありません。


温灸器とパルスを組み合わせると、すごいことに



実は、フレッシャーを本来の機能通り、肝臓、腎臓、丹田(小腸)、足心、脾臓という基本の5カ所にコロコロするのは、意外と難しかったりするのです。フレッシャーを体に当てるためには、からだのその部分をむき出しにする必要があります。暑い季節以外は、寒くて辛かったりします。で、暑い季節は、暖かいコロコロが少しうっとうしかったりします。

でも、フレッシャーを顔に使うと、実にホッコリして、気持ち良いのです。とりわけ冬は、寒さ疲れが取れる感じです。続けていると、顔の筋肉のコリがだんだん取れてきたように思えます。
シワやシミが取れる、とはなかなか言えません。「シワ、シミが取れる」とうたう化粧品を使い続けて高齢になった方々の現実を考えると、それは暗示的な効果に過ぎなかった、ということです。

毎日の暮らしで、つい渋顔になることが多く、私など及びもつかないご苦労をされた、かの大隈重信さんの顔に近づいていて、ガックリするものです。

大隈重信
ウィキペディアより


渋顔は見た目が悪いだけでなく、話す時に唇がうまく動いてくれなかったり、食事にも差し支えるようになったりすると、オーラルフレイルなどということにもなり、少しおおごとです。でも、フレッシャーで、この渋顔がほぐれ、少しはましになりそうな気がします。

美容ローラーというのは、いろいろありますが、暖かい美容ローラーというのは、聞いたことがありません。フレッシャーを美容ローラーとして使うと、これはピカ一美容ローラーだと思います。(販売中は定価が2万5千円くらいで、少し高いのが難点でした。暖かい美容ローラーは、作るのにコストがかかるのかもしれません。今は、新品は販売されていませんが。)

ということから、これをパルスと組み合わせたら良いのでは、と思いつきました。


フレッシャーとパルスペンを接続する



シワやシミが取れる、とは言えないと書きましたが、このフレッシャーとパルスペンの強力な組み合わせは、実際、何となく効果がありそうな気もします。

完成イメージは次の写真です。
フレッシャーの先端部の金属パイプと、マッサージペンの先端部を2つの金属洗濯バサミではさみ、それを電気コードでつなぎます。次に、マッサージペンの手でつかむ取っ手部分を大きめの金属洗濯バサミではさみ、腕にはめる金属時計バンドと電気コードでつなぎます。

こんな感じで使います。

パルスフレッシャー完成イメージ

手袋は、手のイメージのつもりです。実際は必要ありません。特に、時計バンドをつける箇所は、素肌にしてください。

こうすることで、パルスはフレッシャーのローラーから出ることになります。腕に当てる金属として金属製時計バンドを使うと、電流が流れやすくなり、手がピリピリしません。


電気コードの皮をむく



電気コードは、工作用のやや細めで、柔らかいものが良いです。長さは顔がメインだと1mくらいが使いやすいようです。体のいろいろな所にかけるには、もっと長くして、1.5mくらいあってもいいでしょう。切ったら、両端を長めにむきます。4cmくらいですかね。

電気コードを少しむく

洗濯バサミに接続


金属洗濯バサミの手でつかむ部分に巻きつけます。はんだ付けする必要はありません。これだけだと、巻きつけ部分のコードが大変切れやすいので、被覆があるところを洗濯バサミに巻きつけます。むいたコードに力がかからないようにして、ちぎれにくくするのです。

電気コードむき線を巻きつける

これは一つのやり方ですが、折ったコードを穴に通して、洗濯バサミの先をくぐらせると、コードの残りは手元の方になります。

電気コードを巻きつける

不細工になりますが、適当にテープ巻きしておくと、丈夫になります。

テープで電気コードを固定する

マッサージペンの取っ手部分をはさむ洗濯バサミは、大きなものとしました。適当な所がなかったので、バネに結びつけました。

むいた電気コードを巻きつける

これも、むいたコードの結んだ部分を保護するために、被覆のあるコードを穴にくぐらせます。
やはり、適当にテープ巻きしておくと、丈夫になります。

電気コードを巻きつける


金属製時計バンドに電気コードをつける



手首に巻きつけるものとして、Apple Watch ベルト ステンレスメッシュ  を購入して、尖っている両端を取り除きました。磁石がない方に穴を開け、電気コードを通して、巻きつけました。

時計バンドに1つ穴を開ける

磁石がある方には、付け外ししやすいように、テープでベロをつけました。

時計バンドに穴を開け、ベロを付ける

ここも、保護のために、被覆部分を少し巻きつけました。

時計バンドに電気コードを巻きつける

テープで固定しました。

電気コードをテープで固定


完成



こんな感じになります。
時計バンドは、分かりやすいように(?手首のつもり)丸い容器に巻きつけています。

完成イメージ


使い方 フレッシャーは事前にスイッチを入れて温める



使う前にフレッシャーをコンセントにつなぎ、温めます。温度設定のツマミがありますので、気に入った温度に設定します。火傷をしないように、慣れるまでは温度は常に低めをおすすめします。

これだけを顔にコロコロしても気持ち良いものです。


洗濯バサミ、バンドを接続する



上の図のようにマッサージペンの先と、フレッシャーの軸を洗濯バサミではさみます。次に、マッサージペンの取っ手を大きい方の洗濯バサミではさみ、もう一端の時計バンドを腕に巻きつけます。マッサージペンのスイッチを入れてから先端に手などが当たると、とピリッとしてしまうので、先端部分を遠くになるように置きます。


マッサージペンのスイッチを入れて、コロコロ



用意ができたら、マッサージペンのスイッチを入れます。電気パルスの強さは、1から9まであります。慣れるまでは、これもなるべく弱いパルスにすることをおすすめします。

さあ、顔、体の問題部分にローラーをコロコロさせます。気持ち良い温かさで、気持ち良いピリピリだとOKです。
目の周りも、実際にかけてみて、問題ありませんでした。目の疲れが少し収まります。(まぶたの上にもかけていますが、問題ないようです) でも、とりわけ目の周りは、パルスを弱くしてコロコロすることをおすすめします。もし痛み、不快感などありましたら、即中止してください。
他の顔部分については、耳を含めて問題なしです。耳の聞こえ、耳鳴りなども改善するでしょう。

楽だからといって、横になってやってはいけません。気持ち良くてウトウトとなり、コロコロが顔の上で止まると、火傷してしまいます。椅子に座ってだと、ウトウトしても、フレッシャーを落としてしまうので、火傷にはなりません。

慣れるまでは、早めに(5分くらい)切り上げましょう。焦ることはありません。これから顔のコリはドンドン楽になってくるのです。芸術は短し、人生は長し、なのです。
子育て、いろんな仕事や趣味など経験してこられたでしょうが、そうしたことは、いつまでも続きそうで、結局終わりを迎えます。飽きてしまうこともあります。しかし、この自分の体には苦労はあれど、飽きるということはありません。自分が生きている限り、終わりはありません。大事にしましょう。ゆっくり、いろんなことをして、長い人生を楽しみましょう。


コロコロ座禅



コロコロ中は、スマホ、テレビはもちろん、ラジオも切って、「イス坐禅」をしてみましょう。

無の境地、とは言いません。鳥の声が聞こえるかもしれません。昔のことが思い出されるかもしれません。未整理だったことが突然、整理できるかもしれません。今日のこれからのことを考えるのも良いでしょう。ふと良いアイデアがひらめいてくる可能性も高いです。

静かにしていると、顔のどこが、どれだけコッテいるかが分かります。良くなっているのか、悪くなっているのか、変わらないのか、も、雑念を払えばこそ見えてきます。悪くなっているようだと、中止するべきかもしれません。良くなっているようだと、さらにどうすればより良くなるのかを考えましょう。

そのうちコロコロタイムが、貴重な時間になってくるに違いありません。


肩こり、筋肉の痛みなどにも効果あり



巻き肩のためか、右肩が、ダンベルを上げたり、ぶら下がったり、逆立ちしたりすると痛くて、最近困っていました。マッサージは大して効果なく、ぶら下がりは、一番効果的に思えましたが、それでもなかなか良くならなかったのです。暖かくなって、肩を出せるようになってから、パルスフレッシャーでコロコロすると、格段に改善してきたのは、予想していたことだとはいえ、驚きでした。

膝(正確にはヒザ下)の痛みは15年前くらいからのもので、一時はしゃがむのも難儀していました。でも、最近は日頃は問題なくなりました。それでもジャンプしたりすると違和感が残っていました。これも、暖かくなったので、ヒザ下にパルスフレッシャーでコロコロするようにしたら、違和感はどんどんなくなりました。ジャンプも今は、問題なしです。



タンパク質と油脂、野菜はしっかり摂ってね



パルスフレッシャーで痛みやコリがなくなるのは、パルスフレッシャーが体の自己修復作用を助けるだけですから、自己修復の材料をしっかり摂ることが必要です。

ラーメン、とか梅干しご飯、などでは自己修復の材料にはなりません。タンパク質、油脂、ビタミンは必須です。主食(ご飯、パン、麺などデンプン)はなるべく控えましょう。食事は美味しいから食べる、のではなく、体を作る、修復する材料を取るためだ、と考えましょう。その必要な材料を美味しく取れるようにするのが料理なのです。

「健康のためにサラダ油をとるな」という無責任な意見も散見しますが、これは正確には、油を加熱して酸化させたものが体に悪い、と言うことなのです。糖質や、タンパク質なども焦がしてしまうと、体に危険な成分を生み出します。揚げ物、焼き物、炒め物の美味しさに人類は魅了されてきました。でも、それが体に悪いことが分かってきたということなのです。油脂は野菜などにかけるなどして、できるだけ生で摂りましょう。肉など生では食べられないものもあります。それは、焼いたり揚げたり炒めたりではなく、煮て食べましょう。

パルスフレッシャーで、美と健康を手に入れられますように。
お願いが一つ、このパルスフレッシャーを、安全で、かっこいい製品として作って、売り出してやろう、と思ってくださる方、ぜひ、出てきてください。