メントルソーダで爽やか、喉のうがい

商品レビュー

メントルソーダと言ってますが、炭酸ナトリウムとメントールを水(湯)に溶かして、それでうがいするのです。普通の水うがいと違って、洗浄力が高く、よりきれいにできます。また、メントールには炎症を抑える効果があります。

10年以上前から、何か飲んだり、食べたりした時に、むせやすく、悩まされてきました。水を飲んでむせて、気が遠くなりかけたことも度々ありました。お店のレジで、何か一言声を出すときにも、喉が詰まって、咳が出ました。これでは、レジのおねえさんに嫌われてしまいます。

自分は、水を飲んでむせて死ぬ、と思っていた

もちろん、水道水でのうがいは毎日何回も、何十年も続けてきたのです。水でむせる、というのは、やはり異常ですよね。自分が死ぬのは、交通事故か、水を飲んで喉を詰まらせてだろうな、と覚悟を決めていました。でも、どうやら、喉自体が、水道水ではどうにもならない炎症を起こしているのではないか、と思うようになりました。

鼻うがいで、炭酸ナトリウムとメントールを導入して具合良かったこともあり、炭酸ナトリウムとメントールを水に入れてうがいしたら、メントールが炎症を抑えてくれるのではないか、と思い立ちました。炭酸ナトリウムは、喉と、ついでに口中を清浄にし、弱アルカリ性に保ってくれる、と思いました。

遊んでいた保温ポット=450ccの水(湯)に炭酸ナトリウム0.1g、メントール1,2粒。PHはこれで8.5でした。

メントールを入れたうがいで、喉の炎症が改善

これで、うがいを1週間くらい続けていると、喉の調子が良くなっていることが、はっきり分かってきました。喉が何となく炎症を起こしている感じ(微妙にはれぼったい感じ)が減ってきました。ずっと悩んできたタンも少なくなりました。驚きです。歌も、少し歌いやすくなりました。

それまで、よくあった、水を飲んだり、スープを飲んでむせる、ということがなくなりました。水飲みで死ぬことは、もう心配なし!(こんなことで悩んでいる人は、いるのかしら?) 長い間の悩みが、こんなに簡単に解決するとは、驚きました。

水だけでは取れない汚れ、不要な分泌物などが、炭酸ナトリウム水で、しっかり洗浄されるのでしょう。メントールの炎症を抑える効果も実感できます。

炭酸ナトリウム水でうがいを

メントルソーダの作り方

最初に炭酸ナトリウムとメントールを保温水筒や、麦茶用の1リットル・ポットなどに入れておいて、やや熱め(50℃以上)のお湯を少しだけ入れます。

メントールは、水に溶けにくくて、融点は45℃くらいです。メントールは、室温では固体のままです。また、融解しても、水に溶けにくく、表面に浮いたままです。

最初のお湯で融解し、さらに水を足して、すぐにでもうがいできるくらいの温度に冷まします。最後にフタを締めてから、よく振って全体に溶解・分散させます。一度溶けると、分離はしないようです。

1回のうがいには少しのうがい液で足りるので、ポットで1リットルあれば、何日ものうがいが、これでできます。弱アルカリ性ですので、雑菌も繁殖しにくいようで、最後には吐き出すものでもあり、今まで、何の問題もありません。

簡単に、お安く作れます。

ヨウ素入りのうがい液は、歯を茶色に染める

実は私は、一時、ヨウ素入りのうがい薬を使っていました。

歯には自信のあった私ですが、5年前ころ歯が割れて、抜き取る事になったのです。思い出せば、中学生の頃、自転車で転倒し、コンクリートで顎を激しく打ったことがありました。その際に、歯にヒビが入っていたのだと思います。50年経って、割れてしまったのです。

歯への自信が崩れ落ちた私は、これ以上の悪化を防ぐために、ヨウ素入りのうがい薬で、熱心にうがいを始めたのです。自分でも、ちょっとやりすぎかな、とは思っていました。(ついやり過ぎてしまう性格なのです、でも、おかげで、実際にやってみて始めて分かることが結構あるのです)

そして、歯科技工士さんに、呆れられてしまいました。なぜなら、歯科医で歯をきれいにしてもらっても、次に行ったら、また歯は茶色に染まっていたからです。やむなく、ヨウ素うがいはやめました。今では、白い歯に戻っています。

新型コロナウイルスを、ヨウ素入りのうがい薬で殺菌できるか、という論争も一時ありましたね。その度に、「歯をきれいに保ちたければ、やめとけ」と、思ったものです。

それに、ヨウ素は日本人には、たいていは十分足りているので、不足よりも、ヨウ素取り過ぎ障害を心配した方がよい、と言われています。

うがいで殺菌は逆効果

殺菌効果をうたっているうがい薬は、要注意です。うがいは、菌を洗い流すのが基本です。洗い流される菌を殺す必要はないのです。うがいしても残った極少量の菌を粘膜の上で殺す薬剤、というのは、粘膜に有害と考えるべきです。むしろ、殺菌剤が口の中に残り、残留薬剤として、体に悪影響を及ぼします。粘膜を傷つけたりもします。

ついでに、一言。
新型コロナウイルスといえば、「殺菌」と言われますが、これは勘違いだと思います。新型コロナウイルスは、殺菌剤で殺菌(弱能力化)する必要はないのです。そのために、アルコールだの、殺菌剤だのと、騒ぐ必要はないのです。
拭き取ったリ、洗い流したりして、除けばよいだけなのです。何かを手で触って、その後に、その手で鼻や口を触っても、多くのウイルスが鼻や口に移ることはない、という状態であれば良いのです。(当然、手で鼻や口を触らなければ、少々汚染されていても、構わないのです)
手すりにアルコールを撒く余裕があれば、清潔な布で拭き取れば良いのです。スマートフォンなども同様です。アルコールなどの殺菌剤は、素材を傷める可能性があるし、人間が好んで吸い込むべきものではありません。

菌やウイルスは洗い流す

新型コロナウイルスを洗い流すには、殺菌剤入りのうがい薬より、炭酸ナトリウムの方が、適しています。コロナウイルスは、脂肪のエンベロープを外殻に持っています。脂肪は炭酸ナトリウムには溶かされます。薄い炭酸ナトリウム水溶液は、粘膜を傷つける心配がありません。ウイルスを洗い流すのに、適しているのです。

そういうわけで、新型コロナウイルス対策としても、安くて、無難なメントルソーダを、おすすめしたいと思います。殺菌剤で粘膜を傷つけるのではなく、粘膜を清浄にして、炎症を抑え、粘膜が、細菌やウイルスと戦う力を高める、ということで考えましょう。

食事直後の、メントルソーダは虫歯予防にも

炭酸ナトリウム入りうがい水は、口の中の汚れを洗い流し、弱アルカリ性にするので、虫歯、歯周病予防の効果もあると、思われます。(実際、朝の歯磨きいい加減+メントルソーダうがいで、今までの朝の歯磨き熱心+メントルソーダなし、に比べて、口の中の感じは、大変良いです)

食後には口中のPHは酸性になって、弱アルカリ性の唾液の作用によって、1時間位で中性に戻ると、言われています。食後も唾液がたくさん出る人ほど、口中のPHは、早く中性に戻ると言えます。実際そうらしいです。そこで、酸で歯表面が柔らかくなっている、食事直後の歯磨きは良くない、という意見も出てきます。

しかし、無意味に待っていないで(待っている間に虫歯、歯周病は進行します)、すぐにメントルソーダでクチュクチュとよくすすぎ、弱アルカリ性にすれば良いのです。虫歯、歯周病、口臭菌はアルカリ性が大嫌いです。口内を清浄にし、中性に戻し、さらに弱アルカリ性にしておけば、歯の表面も固く締まります。唾液が出にくい人ほど、メントルソーダで早めの口すすぎが効果的だと思います。ついでに、うがいもしましょう。

メントールのおかげで、歯茎の血行が良くなります。さらに、「別腹だ」とか言って何かを食べたい気分を、抑えることもできます。

(このメントール、きれいな結晶です、他にもいろいろな使い道がありそうですね)

美味しいもの、体に良いものに多い、歯に悪い酸性の食べ物

食後の歯磨きが推奨されますが、実は、以上のように、食事直後には食べ物の酸性で、歯の表面が柔らかくなっています。この酸性状態で磨いてしまうと、歯磨き剤で歯を傷つけやすいのです。(歯磨きペーストの中にある磨き粉は本来、歯の表面よりも柔らかく、歯を傷つけることはないのですが、歯が食べたもので柔らかくなっていると、傷つける可能性があります)

酸っぱいものが好きな人には、とりわけ注意してほしいことです。(消化された後のことをいう酸性食品、アルカリ性食品、という概念とはまた別のことで、食べた時に酸っぱいかどうか、ということです)

食べて酸っぱいもの=酢の物、梅干し、ぬか漬け、キムチとか、リンゴ、葡萄、蜜柑、ヨーグルト、ドレッシング、マヨネーズ、ワイン、チューハイ、果物ジュース、野菜ジュースなどなど。
美味しくて酸っぱいものは、実にたくさんあります。また、健康に良いとして、食べるように勧められているものにも、酸性のものがたくさんあります。美味しい、健康に良い=実は、歯には悪いのです。

食後に、いきなり歯磨きに移るのでは、歯は悲鳴を上げているのです。

食後の歯磨きは、メントルソーダ口すすぎ、うがいの後で

食事の後には、メントルソーダで口すすぎして、口中の酸性状態を中和し、さらに弱アルカリ性にして、歯表面をしっかり固い状態に戻しましょう。

さらにうがいして、喉に残っている食べ物カスも洗い流して、口から喉まで、清浄にすると、万全ですね。

その後で、ゆっくり、しっかり、歯磨きすると良いでしょう。

実は、これを書きながら思い出したのですが、私には歯磨きの際に、左右の犬歯を中心にして2,3本の根元が歯ブラシでピリピリするということが、何年も続いていました。虫歯の前兆かと思って、熱心に磨けば磨くほどひどくなってくるような気もありました。酸っぱいものが好きなので、そのせいかな、と思っていたりしました。梅干し作りは、やめておこう、とか・・・。

それが、気がつくと、なくなっているのです。食後にメントルソーダうがいをしてから、歯磨きするようになったのと、同じ時期です。こんな事もあるのですね。

安くて、安全なマウスウォッシュにも

市販のマウスウォッシュ液には、いろいろな有効成分(見方を変えると、有害成分)が入っています。メントルソーダにはそういうものがないので、安心です。しっかり歯磨きできない時など、歯磨きの代わりにもなります。

口の中を、清浄にして、弱アルカリ性に保ってくれるのです。虫歯予防、口臭予防に効果ありでしょう。

何回うがいしても、ゴクゴク飲み込むようなことがなければ、ナトリウム(食塩)のとり過ぎには決してなりません。

メントールなしでもOK、洗浄力は同じ

メントールが心配なら、炭酸ナトリウムだけにすれば良いでしょう。洗浄力だけを考えれば、メントールは、なくても構わないのです。でも、メントールにはそれなりの働きもあるのです。

メントールが歯茎の血行を改善

虫歯は数年前に治療して、今はもうないのですが、かつての虫歯の影響で、歯茎が少し腫れぼったい状態が何年も続いていました。歯茎マッサージブラシなどで、思い出してはマッサージなどしていました。でも、改善のスピードはカタツムリ。それが、メントールを濃い目に入れて、うがい、口すすぎをするようになったら、日に日に歯茎が改善してきたのです。

メントールが歯茎の血行を良くしているように思います。喉にも効いているように思います。メントール、恐るべし、です。入れ過ぎると、苦く(辛く)なります。耐えられる限界まで濃くしています。こんなことで、歯茎の血行が良くなるなんて、不思議ですね。

寝る前、朝起きてすぐ、うがいと口すすぎ

これで、ちょくちょく(歯を特に狙った)、口すすぎしますと、口中サッパリ、気分すっきり。虫歯、歯周病の予防にもなります。メントルソーダの新習慣です。朝起きた直後の、口の中の感じを比べてみてください。

炭酸ナトリウムではなく、重曹も使えますが、重曹はアルカリ度が弱いので、炭酸ナトリウムより多くの量が必要です。炭酸ナトリウムだと、コップ1杯の水に、耳かきに少し引っかけるほどの量で足ります。

炭酸ナトリウム水だと薄くて済みますから、ナトリウムの量もとても少ないので、うがいの後に、さらに水ですすぐ必要もありません。そのままにしておけば、より長い間、口中を弱アルカリ性に保てます。メントールも長く効きます。何の害もありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました