三つ葉の栽培記録

ベランダ菜園

三つ葉を近くのスーパーで買ってきて、植木鉢に植えました。2023年11月のことです。

種まきから始めたのでは、この時期、収穫はいつのことやら、と考えて、スーパーの苗(食用野菜なのですが)=根付き三つ葉を買ってきて、植えることにしました。

根付き三つ葉の栽培といえば、普通、根のかなり上の方で、切って(収穫して)から植えるものです。でも、水耕栽培ですので、根は少ししかありません。成長を早めるために、葉をつけたまま植えることにしました。

これを読んだ方の参考になるように、いいことだけでなく、失敗も書いていきたいと思います。実は、今まで、何度も三つ葉に挑戦して来たのですが、ことごとく失敗してきました。肥料のせいか、水のせいか、あれかこれか、と悩んできました。結局、苦土石灰を入れ過ぎて、土がアルカリ化してしまい、三つ葉が生きていけない土になってしまったようなのです。最後の三つ葉は、新しい根が全然出ないまま、枯れてしまいました。
アルカリ化した土は、処分し、新しい培養土に植えることにしました。今頃になって三つ葉の栽培を始めたのには、こういう事情もあるのです。

この栽培記録は、そのこと(アルカリ化の害)を証明する記録にもなるはずです。

2023/11/24 水漬け

まずは、水をうまく引き揚げられるようにと、まるごと水に浸けました。

さらに、たっぷりの水に差して、1日明るい室内で過ごし、その後、葉だけが日に当たるようにして、日差しに慣れるようにしました。

2023/11/25

葉が日に当たっているだけに、根の伸びが良いように思います。根が伸びてくると、葉も起き上がってきます。

11/25 植え付け

もう大丈夫そうなので、新しい培養土で、植木鉢に植え、水をたっぷりかけました。葉はまだヘナヘナで、垂れ下がるのですが、気にしません。

2023/12/6

水耕栽培で間伸びの葉とは別に、新しい葉が、元の方から出てきています。最初の葉も、しっかり起き上がってきます。新葉がもっとドンドン出てくるようになったら、古い葉を収穫して、固くなっているだろうから、スムージーでいただこうかと思っています。これができると、苗代はただになる、というわけです。

12/26 新芽がかなり出てきた

しっかりした新芽が、十分出てきたようなので、元の葉は全部収穫しました。

寒い時期ですが、箱入り娘から脱して、今後の成長に期待しています。

2023/12/26

2024/1/31 pH調整して植え直し

植えた時に使った培養土が、強い酸性だったので、他の植物が調子悪くなりました。この三つ葉も今一つ元気に欠けるので、植え直すことにしました。

白い根が少し出ていましたが、土は、しっかりpH4辺りでした。(三つ葉は酸性土壌に強い?)

培養土のpHのことについては、↓の記事を読んでください。

2/27 暖かくなるのを待っている三つ葉

植え替えから約1月、寒い季節ですが、ボチボチ葉の数も増え、葉色もしっかりしています。暖かくなって、どんどん新芽を出してほしいものです。

(つづく)

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